出版社 | 旺文社 |
価 格 | 1,320円(税込) |
難易度 | 共通テスト・日東駒専・産近甲龍レベル |
ページ数 | 264ぺージ |
語彙力は『データーベース3000』程度は求められるが「内容理解問題」・「要約力をはかる問題」などを身につけるなど長文に読むために必要な能力を育成する。共通テストまでの英文を読めるようにする
中堅私大の過去問を中心に200字~400字程度の長文が24題掲載されている。本書は、ある程度長文を解いてきた受験生が、英文解釈に必要な精読ができているかを確認する教材として考えるべきである。
解説ページを見て頂ければ、文型だけでなくディスコースマーカーがついており、パラグラフリーディングに取り組むための基礎を学ぶことができる。
問題を解いた後に、解説では本文と全訳を比べながら1つ1つ丁寧に確認する必要があります。ここで、精読のために修正することができれば、後々楽になります。
本書で掲載されている問題の成否に一喜一憂するのではなく、解説を理解することが大事です。英文(文型あり)と全訳とは別に英文解釈のポイントがあります。
英文解釈は長文読解に必要なポイントが書かれています。この内容を理解することで、英文を読むことが楽になります。
共通テストレベルの受験生にとって問題は良問が多く取り組みやすい。解説も詳しく掲載されている一方で、解説を読んで終わりにする受験生が多い。まず、文型理解・ディスコースマーカーをしっかり理解していない場合も多い。また、英文解釈のポイントを流して読むだけの子も多い。
逆に言えば、しっかり本書を読み込むことで精読の基礎が固まるといえる。そのため、1題1題を丁寧に取り組んでほしい。
『入門英語長文問題精講』のまとめ
随時更新していきます。受験勉強の参考になれば幸いです。