入試内容 | 一般選抜型入試(旧一般入試) |
問題数 | 35問 |
時間 | 70分 |
学校選抜型入試(旧公募推薦入試)も難易度・出題方式に大きな変化はありません。
入試内容 | 一般選抜型(旧一般入試) |
大問Ⅰ | 長文読解(15問) |
大問Ⅱ | 長文読解(5点) |
大問Ⅲ | 会話文2種類(10点) |
大問Ⅳ | 文法問題・並び替え問題(5問) |
長文問題が主体で、並び替え問題はあるが独立した文法問題がないのが特徴である。全ての大問で基本問題が多く、難易度が高くないことから点数を採りたい。
英語の目標点は80%~90%を目指すようにしよう
大問Ⅰは500~600字程度で15問あり、大問Ⅱは400~500字程度の長文で5問で構成されおり問題構成に偏りはあるが文章自体に難易度の大きな違いがない。ただ、大問Ⅱの方が正答率が高い印象があるため解答しやすい選択肢だといえる。
問題構成は空欄補充・内容真偽・同意表現など定番の出題形式のため受験生にとっては解きやすい問題形成である。
大問Ⅰは空欄補充問題と下線部問題があるが、パラグラフ毎に文章を理解しながら読めば難易度は高くない。文脈から推測する必要がある単語は少ないので、しっかりと単語帳で語彙力を身につけていれば対応できる。最低限、『データーベース3000』と『英単語Target1900』(1~1500)は終わらせよう。余裕があれば、『英単語Terget1900』の全範囲と『英熟語Target1000』も終わらせよう。
得点率60%~70%程度なら受験勉強を始めて数カ月で到達することも可能なため基本的な問題が多いことがわかる。ただ、合格最低点が73%~83%程度のため凡ミスをなくして安定的に点数を採る必要があるため、その点に時間がかかる。
500字程度の長文演習を繰り返すことで龍谷大学の長文読解に対応できる。設問自体は紛らわしい問題がないので本文読解をしっかりできれば正答率を高くすることができる。
本文読解ができれば、問題が解けると思うので凡ミスを失くす意味でも類似問題を解いて方が良い。
会話は合計10問あるが、ワンセンテンス毎の問題が5問・2人の会話内容に空欄が5問の問題がある。会話文としての難易度は低く、状況把握などは必要であるが特に難しい要素はない。ここは満点を採りたい。
龍谷大学の並び替え問題は中堅私大や武庫川女子大学と同レベルの内容である。そのため、難しい表現も少ないため基本的な文法を押さえておけば問題を解くことができる。『スクランブル英文法・語法basic』程度の文法力で対応できる。
並び替え問題で注意してほしいのは、まず第1に、熟語や構文など英文を固められるものをまとめることである。次に、動詞を把握して欲しい。特に注意が必要なのは、動詞に見えて過去分詞や現在分詞の場合がある。この2つを特に注意すれば龍谷大学の並び替え問題に対応できる。
龍谷大学は英語・国語は比較的難易度が高くないこともあり、この2科目で点数をとれるかが鍵を握っている。そのため、一番恐ろしいのは凡ミスで間違える点である。ある程度文章が読めるようになったら長文の読む量を増やして演習に慣れるようにしよう。