出版社 | 旺文社 |
価 格 | 1,045円(税込) |
難易度 | 共通テスト・中堅国公立大学レベル |
ページ数 | 144ページ |
難関私大や国公立大学の入試問題を解く力をつけるための問題集である。文の構図などがしっかりと解説されているので文型理解をすすめることができる。ある程度の語彙力を持ってから取り組むようにしよう。
本書は問題のタイプはマーク式から記述式まで取り扱っています。私大上位レベルと書かれているが、むしろ共通テストから中堅国公立大学にむけた教材と考えた方が良いかもしれない。そのため、私大入試までに時間がない場合は取り組まなくてもよいが、時間に余裕があるなら精読力を高めるために取り組んだ方が良い。
本書は本文理解に重視を置いた教材である。まだ文型に不安がある場合や精読が苦手な受験生であれば、しっかりと解説を読み込んでほしい。
英文を読むための基礎知識が書かれている様に、何となく英文を読んできて、何となく点数を採ってきた受験生は本書の内容を読み込んで知識を見直してほしい。
実際に、このレベルの問題集を解く力があれば解説が詳しすぎる点もあるが、見直し教材としては最適である。そして、恐らく共通テストレベルの受験生は上記の表の様な語彙力・文法力を完成していることはないので本書を完璧に仕上げるのは重要である。
従来であれば、センター試験が本文・設問的に秀逸な内容であったが、共通テストは別物と考えた方が良い。そのため、本書は日東駒専・産近甲龍レベルの過去問と並行して取り組むべき内容である。この様に取り組むことで、私大対策と並行して国公立大学対策・難関大学対策ができる。
日東駒専・産近甲龍は60分~70分程度の時間に対して、本書の問題は30分程度の問題であるため時間配分を考えながら本書を取り組もう。
随時更新していきます。受験勉強の参考になれば幸いです。