出版社 | 桐原書店 |
価 格 | 990円(税込) |
難易度 | 共通テストレベル |
目 的 | 難関私大へ向けた準備 |
期 間 | 3ヵ月~4ヵ月 |
![]() | 短期で攻める英語整序問題200 正解が見えてくる5つの「ルール」/伊藤剛【1000円以上送料無料】 価格:1,375円 |
私大対策で合否が大きく左右するが受験生の苦手とする整序問題に特化した問題集である。また、整序問題であるがしっかりと文法力がないと対応できないため文法の強化や英作文の力を伸ばすことに使用できる参考書である。
整序問題を苦手とする受験生が多いが、共通テストに移行したことで整序問題がなくなったと大喜びしている受験生も多いだろう。ただし、私大入試では相変わらず出題される見込みであり、重要性がなくなったわけではない。
そもそも、センター試験で出題されていた整序問題は難易度が低く、整序問題を1冊取り組む必要はなかった。むしろ、私大対策として本書などは使用されていたので、共通テストへの変更は影響がないと考える。
整序問題が難しい理由は文法知識やイディオム知識が不可欠な点である。そのため、中途半端な学力の受験生にとって正誤問題は難しく感じる。当然、本書を学習しようとする場合は、一定の文法力とイディオム力が必要になってくる。
少なくても、『英単語Target1900』や『スクランブル英文法・語法』を取り組むレベルに達するまで本書を使用しない方が良い。
整序問題の攻略は、何の文法(構文)が使用されているか・何のイディオムを使用されているかを、日本語訳や選択肢から類推する力が必要である。よく間違えるパターンとして直訳してしまい順番がバラバラになる場合が多い。そのため主語や動詞、関係代名詞、分詞などの知識を活用しながら問題を解く必要がある。
そのため、整序問題で使用されている解き方を身につければ、文法問題だけでなく、英作文問題にも対応することができる。国公立大学を受験するつもりの受験生は早い段階から本書で学習しておけば2次対策が楽になる。
Chek問題には見開きで左ページに問題・右ページにヒントが書かれている。問題文には選択肢で注意が必要な語句が赤字で書かれている。そのため、最初は左ページだけ見て解答しよう。そして、右ページのヒントを見て間違っていないかを確認する(*間違った場合は修正する)。そして、解答で確認しよう。Check問題を全て解き終わってから演習問題に取り組む様にしよう。
整序問題の練習をする際は、必ず自分の答えを単語で書いていくようにしよう。こうすることで、見直しする際に自分の文書の違和感に気がつけることが多い。
整序問題のパターンはそのまま英作文でも使用できるため、国公立志望者もとり組んだ方が良い。
随時更新していきます。受験勉強の参考になれば幸いです。