出版社 | 学研プラス |
価 格 | 1,650円 (税込) |
難易度 | 共通テスト |
目 的 | 共通テスト対策 |
期 間 | 4ヵ月~10ヵ月 |
![]() | 蔭山の共通テスト政治・経済 (大学受験Nシリーズ) [ 蔭山克秀 ] 価格:1,650円 |
共通テスト対策に使用できる参考書であり、教科書内容をわかりよく解説してくれる参考書である。倫理政経や現代社会の学習にも使える参考書である。本書を読んでいけば必要事項を覚えることが出来る。
政治経済を学習する受験生は、①国公立大学受験時に倫政が必要、②共通テストで国公立大学の受験科目で選択(現社ではなく政経を選択)、③私大対策として政経が必要の3つのパターンになる。そして、本書は共通テストの政治経済で高得点をとるための参考書であり、③の私大対策では物足りない参考書である(基礎固めでは良い)。そのため、私大対策では『蔭山克秀の 政治・経済が面白いほどわかる本』を取り組んでも良い。
本書の文章が政治経済が苦手な受験であっても1から理解できる構図になっている。
生徒と先生役の二人からテーマ毎に疑問点などから会話をしながら解説をしてくれているため文章の内容が難しくない点が政治経済が苦手な受験生にとって嬉しい。まとめているぺージと解説されているページに分かれた構成をしているため強弱をつけて学習できる。
共通テストは語句を覚えただけでは点数が採れません。正誤問題対策が重要な鍵を握っています。そのため、どの様な点に注意する必要があるかは参考書を繰り返し学習して身につける必要があります。例えば、部分的核実験禁止条約であれば、どの場所だけが核実験可能なのか?アメリカは批准しているか?などを覚えておく必要があります。そして、ある程度の内容が理解できれば共通テスト(センター試験)の問題集・模試・過去問を解いていきましょう。そして、間違えた点を本書で確認することで内容を深めていきます。こうすることで共通テストの政治経済は高得点がとれます。
注意がいるのは、共通テストのみ政治経済が必要な受験生は私大対策の問題集は取り組まないようにしましょう(出題内容が乖離しすぎている・マイナスにはならないが労力の割に効果が少ない)