出版社 | 東進ブックス |
価 格 | 990円 (税込) |
難易度 | 中学3年生~高校1年生 |
目 的 | 中学レベルの長文読解 |
期 間 | 2ヵ月~3ヵ月 |
![]() | 英語長文レベル別問題集 2(基礎編) レベル別問題集シリーズ / 安河内哲也 【全集・双書】 価格:990円 |
中学生の時に定期試験で40点台(偏差値40程度)しか採れなかった高校生でも取り組める内容になっています。もちろん、『データーベース3000』でLev1~Lev2程度(中学生程度)は覚える必要がありますが、本書は取り組むことができます。英語苦手な高校生が長文読解をする際には『レベル別英語長文1超基礎』か本書を最初に取り組んだ方が良いでしょう。英語の文構図を理解できる参考書である。
本書の問題を解かせて、2つのパターンに分かれます。問題なく長文読解ができている場合(*多少の学習の漏れは気にしない)と長文読解ができない場合があある。前者の場合は高校1年生レベルの参考書に移行しても良いが、後者の場合は中学生範囲の英文法を教える必要があるかもしれない。例えば、動詞がわからない、助動詞が知らない等…。その場合は中学生英文法を並行して取り組ませることで弱点を失くしていける。この様に、本書は中学生と高校1年生の中間に位置する難易度と考えることができる。
本書は本文内容をしっかりと解説してくれているため、非常に勉強しやすい参考書である。一方で、本書を学習している受験生の多くは英語学習に慣れていない場合がある。そのため、解説をしっかりと読み込めていない場合がある。特に、設問が正解か不正解かだけを意識する受験生も多い。そのため、解説をしっかりと読み込む自信がないなら、最低限は動詞の位置を把握することだけを集中しよう。この段階では関係代名詞の省略や不定詞は少ないため文の構図が理解しやすい。そのため、動詞を意識して確認することで英文が整理できるようになる。まずは、これに取り組んでみよう。