出版社 | 河合出版 |
価 格 | 880円 (税込) |
難易度 | 共通テスト基礎・中堅私大 |
目 的 | 共通テストの長文対策 |
期 間 | 2ヵ月~4ヵ月 |
短い文章で構成されており(模試で出題された内容は1部のみ使用)、長文を読みための問題集として使用できる。ただし、最初の方と後半部分では文字数が大幅に変わってくるため、ある程度300字程度の長文を読んだことがある受験生の方が効果的である。
センター試験から共通テストに変更されたことで、短い文章を読む機会が増えているので本書は共通テストの基礎を学ぶのに良い教材として考える。選ばれている本文内容も厳選されているため多様な内容を学ぶことができる。
本書の解説は河合塾が主催している公開模試の解説程度の内容で書かれている。ポイントとなる点は模試より多いが、使われている表現や書き方は決して優しくない。これは、ある程度受験勉強に慣れた学力層には違和感を感じないが、本書を勉強しようとしている学力層には難しく感じるかもしれない。そのため、誰かに指導してもらいながら解説してもらえれば実践的な力がつくが、独学で頑張る場合は同レベルの問題集を数冊取り組んでから実施した方が良い。