出版社 | 河合出版 |
価 格 | 880円 (税込) |
難易度 | 共通テスト・日東駒専・産近甲龍 |
目 的 | 英文法の完成 |
期 間 | 2ヵ月~4ヵ月 |
共通テストで英文法の独立問題がなくなり英文法を軽視しても困るが、英文法ばかりを細かく勉強過ぎても困る。英文法の学習は学校の授業をベース(*高校の授業が受験レベルでなくても)にしながら問題集を解くことが大事である。
英文法はベースとなる問題集で『スクランブル英文法・語法』や『Next Stage英文法・語法問題』から1冊選んで繰り返し学習する問題集を決める。まずは、1冊を仕上げよう。もしくは、テーマ(現在完了形や仮定法など)を仕上げよう。そして、重要なことは1冊問題集を仕上げても問題演習で間違えてしまう点である。理由は、英文の内容が変わるため、どのルールを使うかが混乱するためである。その対応には、多くの文法問題に取り組めばよく、本書は+αの学習として最適である。そして、必ず本書で解いた内容をベースとなる問題集で確認するようにしよう。
本書は「動詞と文型」・「仮定法」・「準動詞」に重点を置いているため、苦手項目だけ絞って学習することもできる。
国公立大学を受験する予定の受験生は英文法を仕上げる必要がある。なぜなら、国公立大学で点数の差が出るのは英作文問題である。英作文の参考書を学習しても結局は英文法を覚えていないと英作文ができない場合が多い。そして、自由作文にしても英作にしても、文法を理解しておけば文がつくりやすくなる。
英文法を完成させれば英作文の力が伸びるため国公立大学受験には重要であり、繰り返し学習することで点数が伸びる。ただし、早い段階で完成させる方が良い。