出版社 | 日本入試センター |
価 格 | 880円 (税込) |
難易度 | 共通テストレベル |
目 的 | 共通テスト対策 |
期 間 | 3ヵ月~6ヵ月 |
共通テスト向けオリジナル予想問題(3回分収録)や、試行調査問題をもとにした分析などが収録されている。共通テストの練習問題で使用できるので直前対策でも模試対策でも使用できる。
共通テスト形式の問題集であるため、実戦問題として本番のつもりで解答すれば良い。そのため、本番直前に取り組むか模試対策として使用すれば良い。ただし、個々の問題に難易度の差があるため共通テストの出題慣れが主な目的になる。
共通テストの解答時間・正答率・出題形式に慣れるために、本書だけでなく黒本(河合塾)・青本(駿台)の問題と並行して取り組んだ方が良い。
共通テストの実戦問題を始める前に出題パターンに慣れておく必要がある。そのため、『マーク式基礎問題集英語 長文内容把握ー基礎』などの問題集で出題形式慣れをしておこう。
共通テストに変わってからセンター試験以上に独特な問題が出題されている。私大入試では見られない出題形式も多いため共通テストの演習問題に取り組む前に少なくも1冊は仕上げるようにしよう。そうした方が効果的な学習ができる。
共通テストの実戦問題は予備校によって出題のポイントが違う。代々木の場合は癖がある問題が出題されることが多い。ただ、実際の共通テスト(センター試験)でも想定外の問題が出題されることもあるため癖のある問題を解くことも効果的である。ただ、解説を読む際に良問であるのか難問(奇問)であるかを知る必要がある。
実際に指導時には黒本(河合塾)→白本(代々木)、そして仕上げに青本(駿台)を使用している。3つの大手予備校の問題に取り組めば、どの問題にも対応できると思える。
共通テストは令和3年が初めて入試が実施されるため、まだまだ確定していない要素がある。そのため、共通テスト向けの問題集が少ない。そのため、共通テスト実戦問題集は練習問題集として非常に重要である。そして、今年度に出版された問題集は4月~5月頃に刷新される。国公立大学を意識しているなら、今は取り組まなくても後々に使用するために購入しておくべきである。