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『上級現代文 I』国公立対策として記述力を高める参考書

採点基準から現代文の記述対策を考える参考書

『上級現代文 I』の基本情報

出版社桐原書店
価 格1,320円(税込み)
難易度国公立大学~難関国公立大学
ページ本体(解説・解答編)208頁、問題編:112頁、解答欄冊子:52頁

上級現代文(1) 国公立入試対策 [ 晴山亨 ]

価格:1,320円
(2021/2/14 14:22時点)
感想(5件)

『上級現代文 I』について

国公立大学を視野に入れた記述式の問題が12題出題されている。解答方法だけでなく、自分の点数が何点かがわかるように採点基準を細かく表記してくれている。難関国公立大学に対応した教材である。

大学入試の問題難易度表(参考書との比較)

国公立大学2次試験に対応した問題集

国公立大学2次試験は記述式問題が多く出題されており、必ず要約を含めて対策する必要がある。現代文の基礎を学ぶ参考書には記述式(抜き出し問題)の問題があるが、国公立大学レベルの出題内容では良書が少ない。その少ない中で本書は国公立対策の現代文を伸ばすための教材として活用できる教材である

記述式問題集の最大の難点は採点基準がわからない場合である。模範解答が書かれていても、実際に自分が書いた文章が何点採られているかがわからない場合がある。そのため、本書は採点者の基準で解説しているので部分点(過不足)がわかりやすく解説してくれる。つまり、正解か間違いではなく、何が不足しているから減点なのか、何が書かれているから点数が入るのかを明確にしてくれる。

問題難易度にも関わらず解説が丁寧な参考書

本書は国公立大学を視野に入れている受験生が取り組む参考書であり難易度は高い教材である。そのため、共通テストやMARCH・関関同立レベルの現代文が解ける力は必要である。ただ、このレベルの問題集では解答がポイントを抑えているだけで、独学で勉強するには不適切な教材も多い。それにも関わらず、本書は記述の解答のポイントが重点的に解説されているが、本文の要旨や文章の流れなど現代文の読み方もわかるようにつくられている。そのため独学で国公立レベルの問題を解く力を身につける参考書である。

国公立対策だけでなく、現代文を深く読み解く力を身につける

本書は現代文の記述対策のための教材であるが、記述問題ができるということはマーク式問題も解答することができる。マーク式問題以上に文章を精読していないと記述問題に対応できないことが多い。そのため、私大志望者であっても現代文を得意科目にしたい受験生は本書を取り組んだ方が良い。解答までのプロセスを考えることができれば難関私大の対策にもなる。

このレベルの学力が身についたなら、『現代文キーワード読解』を並行して知識を深めても効果的に学習することができる。

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