出版社 | マセマ出版 |
価 格 | 本体1,360円+税 |
難易度 | 高校教科書基礎レベル |
ページ | 271ページ |
![]() | 価格:1,496円 |
「方程式・式と証明」「図形と方程式」「三角関数」「指数関数・対数関数」「微分法・積分法」の数学Ⅱの全テーマを学ぶことができる。数学が苦手な受験生であっても段階的に学習が出来る参考書だある。偏差値40台から50台を目指すための教材になる。
マセマの数学参考書は本書を含めて段階的に解説が詳しく書かれているため、数学が苦手な受験生でもあっても理解しながら問題を解いていくことができる。一方で、共通テスト・私大対策・国公立対策まで取り組まなくてはならない参考書の数は多い。ただ、ある程度理解ができていても時間があるなら全ての参考書に取り組んで欲しい。そのための第1歩の問題集である。
実際に問題を解きながら、解けた問題は〇、凡ミス(計算間違い)は△、間違えた問題は×と印をつける様にしよう。1章が終われば、△・×の箇所だけ解き直す。そして次の章に進もう。そして、その章が終われば同じように△・×の箇所を解き直す(*さらに1つ前の章も△・×の箇所を解き直そう)。そうすることで基礎的な内容を固めることができる。
国公立大学を希望している生徒が諦める理由として数学の点数が伸びない点である。数学ⅠAは計算問題に対してⅡBは抽象的に考える力が求められるため数学ⅡBは基礎からしっかりと固めていって欲しい。そのため、数学ⅠAでさえ仕上がっていないならⅡBは到底到達できない可能性が高い。
本書の取り組み時期は理系であれば高校2年生の4月~7月・文系であれば高校2年生の10月~2月までに取り組む必要がる。
繰り返し参考書を解くことも重要であるが本書は基礎の段階であり、定期試験程度の難易度である。ただ、本書の内容が理解できないと先が見えないので、しっかりと学習して学力を定着させよう。