大学入試の共通テスト平均点と大手予備校が出した平均点予想から来年度以降の共通テストを考える。
科目 | A | B | 2021年 共通テスト 平均点 | 2020年 センター試験 平均点 |
リーディング | 58 | 59 | 58.80 | 116.31(*58.) |
リスニング | 57 | 57 | 56.16 | 28.78(*57) |
数学ⅠA | 58 | 58 | 57.68 | 51.88 |
数学ⅡB | 60 | 60 | 59.93 | 49.03 |
国語 | 118 | 117 | 117.51 | 119.33 |
物理基礎 | 37 | 37 | 37.55 | 33.29 |
化学基礎 | 25 | 25 | 24.65 | 28.20 |
生物基礎 | 29 | 29 | 29.17 | 32.10 |
地学基礎 | 33 | 33 | 33.52 | 27.03 |
物理 | 58 | 57 | 62.36 | 60.68 |
化学 | 51 | 51 | 57.59 | 54.79 |
生物 | 72 | 72 | 72.64 | 57.56 |
地学 | 48 | 47 | 46.65 | 39.51 |
世界史B | 63 | 63 | 63.49 | 62.97 |
日本史B | 64 | 64 | 64.26 | 65.45 |
地理B | 60 | 60 | 60.06 | 66.35 |
現代社会 | 52 | 52 | 58.40 | 57.30 |
倫理 | 72 | 72 | 71.96 | 65.37 |
政治・経済 | 50 | 50 | 57.03 | 53.75 |
倫理、政治経済 | 69 | 70 | 69.26 | 66.51 |
平均点の詳細(受験者数など)は大学入試センターで詳細が掲載されています。
以前、blogで掲載した中間発表から考えて、中間発表と最終平均点で大きな差はないと言える。そして、大手予備校が予想で出した平均点と大差がないことがわかる(公民科目だけはブレがあった)。
ただし、平均点予想が正確性があっても合否に関しては必ずしも正確といえない。そのためC判定でも合格が出ている場合もある(*B判定でも厳しい学校はある)。そのため、必ず大手予備校のリサーチを2カ所は比較して出願先を検討する必要がある。
また、注意がいるのが共通テストの即日に各予備校から発表される概要に関しては必ずしも正確ではない。今回、共通テストの動向は各予備では難化予想が多かったが、リサーチが集まってくる中で難化から平年並みに変わっている。つまり、受験のプロでさえ読み切れていないので、その日に発表された動向で慌てる必要がない。
ただし、今回前年度より急激に平均点が上がった生物の様に数点ではなく10点以上平均点が上がった場合は注意が必要。