出版社 | 東進ブックス |
価 格 | 1,047円(税込み) |
難易度 | 難関国公立大学・早慶 |
ページ | 181ページ |
東大や早慶上智といった難関大学で出題された問題を中心であり、英文自体も抽象的な内容も多く、しっかりと文章を把握する必要がある。このシリーズは12題出題されていたが本書は10題の出題となっている。3題は1000字以上に長文であり難関大学受験用の参考書である。
難関大学むけの英文精読(文型)を把握するための問題集の1つである。前半7題でしっかりと英文を読む力をつけて、後半3題(1000字以上)の問題で難関大学むけの問題を実践すると考えたらよいだろう。
このレベルの学力層であれば文型を細かく把握する必要はないかもしれないが、抽象的な問題もあり難関大学の英文読解の基礎作りとして考えた方が良い。実際の問題は、本書より癖があったり難解な場合もあるため文型から精読する力をつける参考書である。
問題を繰り返し説きながら英語本文を読むことを意識する。問題に関してはシリーズを通して解説より本文の方を読み込むことが重要である。
単なる本文を読んで問題を解くだけで終わらないようにしよう。このレベルの場合は1回取り組むのではなく、解説を読みなおした後に本文を再度読み直すことにしよう。英文全体の流れをつかむことも重要なので、細かく文型を分析するだけでなく、全体像を早く正確に読み取る連取もしよう。
本書は、あくまで難関大学の問題に取り組むための入り口の参考書である。本書を取り組んだだけでは対策は十分でないので、早めの段階で取り組めるようにするか、最後の見直しとして使用するかのどちらかである。