出版社 | 旺文社 |
価 格 | 1,100円(税込) |
難易度 | MARCH・関関同立~早慶 |
ページ数 | 216ページ |
![]() | 大学入試 全レベル問題集 英語長文 5 私大最難関レベル [ 三浦淳一 ] 価格:1,100円 |
MARCH・関関同立レベルの学力を定着させるため、様々なタイプの設問とテーマの英文が10題掲載されている。音声を使ったディクテーションでリスニング力も鍛えられるため国公立大学対策でも使用できる骨太の問題集。
『全レベル問題集英語長文4』から本書の違いは抽象的な内容や問題が多く出題されている点である。MARCH・関関同立以上の大学受験を考えている場合には避けて通れない内容である。そのため過去問を解く前に本書を取り組んで抽象的な問題に慣れるようにしておこう。
本書は重要構文を詳しく解説されているが、恐らく本書を取り組める学力層にとって復習程度の位置づけになるだろう。それより、「パラグラフ展開」や「テーマ解説」で英文の流れを読む練習をしたほうが良い。抽象的な英文であればあるほど、パラグラフリーディングができたほうが楽になる。
詳しく解説を書かれているが、ある程度英文法・英文構造の学力があるならポイントを押さえながら解説を読むようにしよう。
英文を読むためにパラフラフリーディングは本書に取り組む以前にも学習していただろが、本文内容が難しくない内容であればパラグラフリーディングは難しくない。よく、英文を全訳させた後に結局何の話をしていたのか?と問うと難関大学の問題文では理解していないことが多い。そのため、本書で初めて本格的なパラグラフリーディングを読み解く力を育成するための参考書と言える。
テーマ毎にまとめられているが、自分自身でも本書の問題を解いた後に何の話をしていたかを考えてみたらよい。そして、抽象⇔具体の形を見つけることができたら抽象的な文章も怖くなくなる。