出版社 | 桐原書店 |
価 格 | 1,540円(税込み) |
難易度 | MARCH・関関同立 |
ページ | 232ページ |
安河内式レベル別英語長文問題集シリーズであり、「精読」→「速読」の訓練で,「速く・正確に読む」力がつく ことを目的とした参考書。難関大学の過去問から12題(抜粋されている場合が多い)されており、MARCH・関関同立レベルの受験対策に使用する。
英文の難易度はMARCH・関関同立レベルの内容であるため文章自体は骨太であるが、文章の長さが最後の問題以外は比較的短い(過去問と比べて)。そのため、本書は難関私大の英文を精読する力をつけるための参考書である。
「精読・速読・設問解法・単語・熟語・文法・構文・パラグラフリーディング」を目的としているが、精読メインと考えて良い。実際の入試問題は800字~1000字の長さであるため、それぐらいの文章でないとパラグラフリーディングの学習ができない。そのため、その文章を読むための基礎力を身につけるために使用する参考書である。
英文の速読をするためには、①問題を解く、②解説を熟読する、③英文を3回読む、④解説を再度熟読する。こうすることで、英文を深く理解度を高めるだけでなく、速読(リスニング対策)の1つになる。本書は『大学入試 英語長文ハイパートレーニング レベル2 標準編』の上位版であるが、この2冊をしっかりと仕上げると精読力は身につく。