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『新よくでる一問一答 世界史』世界史の用語理解を深める参考書

共通テストの正誤問題を解く鍵になる参考書

『新よくでる一問一答 世界史』の基本情報

出版社山川出版社
価 格935円(税込)
難易度共通テスト・日東駒専・産近甲龍
ページ244ページ

新 よくでる一問一答 世界史 [ 小豆畑 和之 ]

価格:935円
(2021/3/25 09:53時点)
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『新よくでる一問一答 世界史』について

山川出版社の一問一答式の問題集である。長らく青の表紙で有名であったが、一新された一問一答式の問題集は共通テストを目指した内容になっている。1問ごとに周辺知識を身に着けながら教科書内容を網羅しようとしている。用語の確認に使用する参考書である。

大学入試の問題難易度表(参考書との比較)

最初の1冊目では使用してはいけない問題集

本書は一問一答式の問題集になっており、ある程度知識がない状態で取り組んでも時間ばかりかかてしまう。そのため効果的な学習方法は知識が定着しているかどうかを確認するために使用するべきである

実際に世界史を指導している際はオリジナルレジュメを使用して覚えさせていたが、参考書で取り組む場合は『大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる本 』『青木裕司 世界史B講義の実況中継』で学習してから取り組んでほしい。前者が共通テスト程度なので内容は多くないのに対して後者は私大入試も含めた内容になっている。もし本書を取り組もうと思うなら『大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる本 』は最低限学習しておこう。

そして、高校教員の中にも多いが山川出版社の歴史に絶対的に信仰を持っている人たちが多い。山川出版社の問題集は教科書の内容を網羅するのには非常に効果的な学習ができるが入試問題で頻出でない箇所が掲載されていることも多い。そのため、とりあえず得点率70%程度に上げるには山川出版社の問題集にこだわる必要はない。一方で、得点率90%前後を狙うなら山川出版社の問題集で仕上げで使用したほうが良い。目標に応じて使い分けることが大事である。

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『新よくでる一問一答 世界史』の使用方法

本書を使用して指導する際は一問一答の問題集として使用はしていなかった。それより効率的な学習となったのは参考資料として使用することである。

問題演習などで間違えた個所や内容を調べる際に本書を使用して調べさせた。そうすることで、用語の周辺知識を深めることができる。

山川出版社の一問一答で重要なところはリード文であり、リード文を熟読すれば難関大学に出題されるような内容も理解することができる。もちろん、一問一答形式なので隙間時間に問題を解いていくことも良いのだが本書ばかり取り組むより用語の辞書的な役割で使用したほうが効果がある。難関大学の問題を取り組むころには本書は何周もしたことになる。

世界史は難しい科目なのか?

世界史も日本史も難関大学受験のためにオリジナルのレジュメを作成して指導に使用してきた。その際に、思ったのは世界史の方が総ページ数で15%ぐらい少ないことである。そのためゼロの状態で始めた場合は世界史の方が覚える量が少ない。

一方で、中学時代に歴史を勉強した高校生は日本史の予備知識を持っている。偏差値が高い高校に進学したのであれば日本史の方は結果として新たに覚える量が少ない(世界史は中学の歴史でほぼ掲載されていないレベルの量しかない)。そのため、どちらが有利・不利かは学力層による。そして志望校に応じて科目選択すればよい。

ある国際科の学校に行った際に日本史・世界史のどちらかを選択できるようになっていた。当然世界史の方が多いと思ったら圧倒的に日本史の方が多かった。留学したい、外国人と結婚したいと言っている子が多くても結果として世界を学ぶ意欲は低い。中学時代に勉強したかどうかの偏見で選択している。正直、難易度は一長一短であり、しっかり学習すればどちらも高得点が取れる。難関私大では世界史の方が高得点を採りやすいと感じるが得点調整があるので結局は差が生まれない。得点調整に関しては下記のアドレスから見に行ってください。

【進路・受験情報】大学受験では得点調整により合格最低点を勘違いする場合がある

そして、カタカナが覚えられないと言っている受験生は漢字(古文)ができるのか?結局は、どちらも努力した量で結果が変わる。そのため、①志望学部によって選択科目を決める②学校のカリキュラムがどちらを優先しているかで決める。このことを念頭に置いて選択すればよい。

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