• 受験に必要な知識や参考書の評価を公開

【進路・受験情報】参考書の選び方が受験の重要なカギを握る

参考書を選ぶことの難しさを知ることで大学受験を有利にする

参考書と問題集の違いから知る

一般的に言っている参考書には細かく分けると参考書と問題集が含まれます。参考書は解説が詳しいが演習問題が少ない。一方で、問題集は問題数が多いが解説はポイントを押さえているだけになります。よく、学校とかで使用されているのは問題集であり、教師が説明しやすい形になっています(独学では学習しにくい)。そして、この2種類を上手く活用することが受験では必要になります。今回は参考書選びについて考えてみましょう。

参考書の選び方は?

高校生が参考書を選ぶ際に何を基準にしているかが問題です。ある教育系の企業が調査したところ(複数回答可で調査)、「書店で実物を見て購入」を決める割合が約77%あります。そして、「先生に聞く」が約49%、「友達や先輩に聞く」が約42%あり、「受験関連記事」が33.1%と続いていきます。複数回答可のため、「先生に聞く」「友達や先輩に聞く」「受験関連記事」で情報を手に入れて書店で実物を見て購入を決めている場合も多いでしょう。

書店にいけば、参考書が沢山並んでいます。内容は似たようなものが多い中で自分の学力・志望校に合った参考書を購入することが難しいです。最悪なのは自分の実力以上の参考書を購入して取り組んでしまう点です。

ある時、偏差値40程度の高校3年生に対して受験指導した際に単語の見直しから始めました。そのため、『データーベース3000』から学習させたのですが、中には先生に勧められたとの理由で『ターゲット1900』に固執していました。結果は、前者の生徒が偏差値を上げたのに対して、後者の生徒は偏差値は停滞を続けました。もちろん、最終的には前者の生徒も『ターゲット1900』を完成させましたが、自分に合わない教材を手にすると受験に失敗する可能性が高くなります

「先生に聞く」・「友達や先輩に聞く」は正しいのか?

まず、「友達や先輩に聞く」は必ずしも効果的な参考書でない場合が多いです。偏差値が5変われば取り扱う参考書が変わってきます。そのため、参考にできても必ずしも自分に合った参考書とは言えません。以前、知り合いからもたったと『Next Stage英文法・語法問題』に取りくんでいました。第4文型と第5文型の違いもわからない段階で取り組んでいたので直ぐに参考書を代えました。この様に、「友達や先輩に聞く」は自分に合った参考書選びは難しいです。

一方で、「先生に聞く」は大丈夫に思える場合がありますが必ずしも適した参考書を選べない場合もあります。以前、「生徒(偏差値40~50)が独学で理解できるような参考書を選んでください」と数人に依頼した所、選んでこなかったか教えやすい参考書であり独学では無理な教材であった。「教員が参考書の研究を怠っている場合がある」「偏差値50未満の高校生を伸ばしたことがない」場合がある。例えば、参考書を自己投資として購入している教員は多くない(赤本になると更に少ない)。そして、受験指導に自信がある先生の中には偏差値が高い高校生しか相手したことがない場合がある(偏差値が高い高校生は勝手に理解する場合が多い)。実際、京大や阪大に合格を指導したと言っている教員の指導力が皆無の場合もある。もちろん、進学校の方が受験生と多く接する場合があるので知識はあることが多いし、経験を持っている場合もある。受験生にとって良い先生が身近にいることは幸運である。

無駄な参考書に時間をかけない

参考書に取り組んだ際に明らかに難しいと感じた場合は無理して続ける必要がない。偏差値40台の受験生が偏差値60台向けの参考書に取り組んでも時間の無駄で学力が伸びない。その際は、お金は無駄になるが諦める方が良い。

その場合は先生などに、もう少し易しい参考書はないかを聞いたら良い。私自身がblogで同レベルの参考書を紹介したり研究しているのは同レベルの参考書を見極めるためである。例えば、偏差値50台の参考書を1冊仕上げても不安定な場合がある。その場合は類似レベルの参考書を1冊追加して偏差値50台の内容を固めにいくためである。もちろん、ある程度学力が伸びた際に乗り越えなくてはいけない壁はあるが、それは単に難しい問題に取り組めば良いというわけではない。

いつも基礎から固めながら指導している

受験指導する際に使用している参考書は、まずは基礎から始めることが多い。実際に問題や取り組み方を見極めながら適した参考書を探すことが多い。例えば、英語であれば読解させて、語彙力・精読力・文法力・速読などの出来を確認して取り組んでいる。下記の様なプランで指導の軸にしている。

基礎に時間がかかる受験生は繰り返し同レベルの参考書に取り組む。一方で、基礎がある受験生はペースを上げるなど臨機応変に取り組んでいる。結局は、自分の学力に合った参考書で指導するためである。

まとめ

  • 自分の学力・目標にあった参考書選びをする
  • 意味のない参考書は取り組むだけ時間の無駄である
  • 参考書1冊1冊を完璧に仕上げていくことを意識する

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