出版社 | 河合出版 |
価 格 | 796円(税込) |
難易度 | 共通テスト基礎 |
ページ | 132ページ |
共通テストおよび私立大のマーク式問題の出題傾向と特徴を分析された問題集であり、マーク模試などの用語問題に対応した参考書である。共通テストの演習を始める前に扱うべき参考書である。
本書の特徴は空欄完成型問題であり、マーク式ということもあり答えは書いているが解説はない。そのため、本書1冊で学習しても効果が薄い参考書である。ただし、『大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる本 』や『青木裕司 世界史B講義の実況中継』などと取り組むと効果的な参考書に代わる。
使い方としては、小テストのような使い方が良い。『大学入学共通テスト 世界史Bの点数が面白いほどとれる本 』や『青木裕司 世界史B講義の実況中継』で学んだ単元を本書で確認するようにしよう。言葉を覚えているか、リード文から背景を学べるかを考えながら取り組むようにしよう。そして、1回問題と参考書を照らし合わせながら確認すれば解説がなくても効果的な問題集になっている。
空欄完成問題に関しては共通テストでも難易度が低い問題である。そのため、確実に問題を解きたいため問題演習時にはリード文を特に注目するようにしよう。例えば、
アトン神を信仰した( )は~
空欄前後に文章が長く書いているが、要はアトン神というフレーズからアメンホテプ4世を結び付ければ良いだけである。この様に、本書は解説がないからダメではなく、解説する必要がなく本文を押さえれば良いだけである。
世界史は難しいように思えるが、単純に多くの問題を取り組めば点数は採れる科目である。広く浅いのが特徴の科目である。