今回は不定詞の中でもよく使用される表現を学習しようと思います。普段は不定詞と意識していない受験生も多いですが、今回は改めて文の構図を理解してもらえればと思います。
wantはwant to~で「~して欲しい」やwant + 目的語で「~が欲しい」になります。これは基本形ですが「人に~して欲しい」という場合に使用するのがwant + 人 + to ~の文章になります。人の場所には目的語が入ります。例文の様に細かく分析すると、私は(主語)彼に(人・目的語)買い物に行って(to~)欲しい(want)になります。簡単に言えば、SはOにto以下をVするで訳ができます。この形は頻出なので慣れれば速読の手段にもなります。
また、会話表現としてDo you want me to~「あなたに~して欲しい」との表現を覚えておきましょう。この表現は少しくだけた感じなので、目上の人などにお願いする場合はShall I ~を使用するようにしましょう。
「人に~するように言う」という場合に使用するのがtell + 人 + to ~の文章になります。先ほどと同じように、、SはOにto以下をVするという形になっていることがわかります。例文でも父親は(My fateher)私に(me)部屋をきれいにするように(to clean my room)言った(told)になります。大学受験でも、このやり方は使えるので早めに身に着けておきましょう。
そして、この文は、say to +人 , 命令文~で言い換えが可能になります。命令文は主語を省略して動詞を文頭に持っていけば完成します。
さらに確認ですが、to不定詞の内容を否定する場合はnot to + 動詞原形の形になります。don’t やdoesn’tを使用せずにto+動詞原形の固まりは崩さずにnot to +動詞原形にしてください。例文でもtell +人+not to~「人に~しないように言う」の文章になります。
3.ask~to…「~(人)に…するように頼む」
「人に~するように頼む」という場合に使用するのがask + 人 + to ~の文章になります。同じように、SはOにto以下をVするという形になっており単語が変わっただけなので難しくないでしょう。ただ、言い換えの場合はaskは人に頼んでいることから、ask to + 人,” Please+命令文”としてpleaseをつけることを忘れないでおきましょう。
以上の内容は頻出内容であるが、入試では頻出内容でもある。長文読解などでも出題される問題のため必ず身に着けるようにしよう。