• 受験に必要な知識や参考書の評価を公開

【中学生・進路】令和4年度大阪府立高校入試の受験情報

受験情報を知ることで受験対策に第1歩となる

令和4年度(2022年度)大阪府立高校入試日程

まずは、大阪の公立高校の入試方式を確認しよう。

大阪府から発表されている令和4年度(2022年度)の公立高校入試のスケジュール表になります。全ての内容が書かれているので何を見たらよいか解らないかもしれないので、特別入学者選抜と一般入学者選抜をまとめたものが下の図になります。

公立高校を目指している受験生は多くは3月9日の入試を目指して頑張ることになります。特定の学科で実施されている特別入学者選抜は不合格の場合は一般入学者選抜を受験することが出来ます。ちなみに私立高校は大阪・京都・兵庫が2月10日、奈良2月6日、和歌山1月29日、滋賀2月3日・4日になっている。公立高校受験生は出願等も含めれば2カ月程度は受験状態になることを意味している。

大阪府公立高校に合格するまでのプロセス

STEP1.学力検査(450点)

まず重要になるのが学力検査である。どの教科も90点満点であり同一配転になっている。一方で問題の難易度ですが国語・数学・英語に関してはA(基礎的な問題)・B(標準的な問題)・C(発展的な問題)の3種類から高校の学校長により選択される。どの科目をどの難易度の問題にするかは高校判断のため事前に確認しておく必要がある。一方で、社会・理科に関しては同一問題のため高校ごとに問題の差がない。

当然、偏差値が高い高校の方がA問題を選択する場合が多くなり、C問題ではリスニングのウェートが重たい。リスニングは一朝一夕で仕上がらないので早い段階から計画的に取り組むようにしよう。

STEP2.内申点(調査書点)

内申点(調査書点)は昔は3年しか点数化されませんですが、今は全学年の内申点が点数化されます。ただし、1・2年生の合計が180点に対して3年生の点数が270点と点数が高いことがわかります。そのため、今でも3年生の成績が重要なことがわかります。

ちなみに評定は5段階評価の総合計を出します(合計9科目)。そのため評定の満点が45点になります。その評定に2倍もしくは6倍にして点数化をします。副教科も勉強を頑張らなくてはいけないことがわかります。以上のことから、

総合点数(900点)=学力検査(450点)+調査書点(450点)

これが基本的な総合点になります。ただし、総合点が900点なのは変わりませんが内訳は異なります。それは次の項目で確認しましょう。

STEP.3 総合点の内容

総合点が900満点なのは変わりませんが、配点の内訳に関しては5つのタイプに分かれます。タイプⅠは学力検査重視の試験タイプに対してタイプⅤは調査書重視の配点になっています。偏差値の高い学校ほどタイプⅠの配点になる傾向がありますが。これも高校毎に配点が違います。

どちらにせよ、調査書点(内申点)合否判断で大きな影響が与えられます。普段の成績も1年生の段階から意識するようにしましょう。

STEP.4合否判定

問題となってくるのは合否判定が難しい点です。上の図が合否判定の決まり方ですが、一見すれば何を言っているかわからない可能性があります。そのため、下図に実際の数値を入れて合否判断がどのように下されているか知っておきましょう。

募集人数300人の高校であり、受験者数が340人いた場合のことを考えようと思います。学力検査と調査書点(内申点)の合計を計算して順位をつけます。そして、定員数の90%に該当する270名に関しては成績順に合格が決まります。

定員の90%~110%の生徒は審議対象生徒(ボーダーライン生徒)になります。今回の場合は271位~330位の受験生が該当になります。一方で、331以下の受験生はこの段階で不合格になります。そうすると、まだ合否が決まっていないのは60名いることになります。(全受験生の約17.5%が合否が決まっていないことになる)

次に、まだ合否が決まっていない受験生の60名の中から各高校のアドミッションポリシーに基づいて成績に関係なく合否が判断されます。受験生は出願時に「自己申告書」が提出しており担任が書く調査書と併せて合否が判断されます。そこで全ての合格枠が決まるわけではありません。例でいえば、25名を合格させたので残りの5名は成績順で選びます。

アドミッションポリシーに基づいてボーダーラインに入った受験生は合否が決められるのですが、何を判断基準にしているかはわかりません。例えば、下の図は実際の公表されているアドミッションポリシー等である。

(2)(3)の内容に関しては何を評価基準にすれば良いかわかりません。もちろん、コースなどについて深い理解を自己申告書に書いていれば良いのでしょうか?結局は部活や生徒会活動に参加していた生徒が優先的に決まりそうな雰囲気を感じます。強化したい部活動経験者などを優先的に合格するのでしょうか?正直、どの様な判断をしているかはわかりません。というより、学校ごとに判断されるので判断基準は年によって変わってきます。

そもそも自己申告書は出願時に提出なので、いくらでも教員側が指導することが出来ます。実際、大学入試などでもAO入試では教員がかなり添削している場合があります。一方で、まったく添削しなかったり文章を書く力がない教員がいるのも事実です。実際に、指定校推薦入試の校内選考で志望動機書などを800字程度書かせていたが内容が酷すぎて却下したこともあります。このことを考えると大人が介入できる内容で合否が左右されるのは不満があります。正直、資格なら公平な評価ができるかもしれないが、部活動や生徒会活動は難易度の差があると思うのですが…。

そして、大阪府の昨年度の平均倍率は1.13倍(最大倍率は春日丘高校の1.71倍)であり、下手すれば1.1倍以下の高校では全ての受験生がボーダーラインに入ることになります。総合点がまったく届かなくても逆転合格の可能性があるかもしれない。そう考えると恐ろしい入試なので上位90%以上の点数を採れるようにしましょう。

このように大阪府の公立高校の試験は実施されています。制度が複雑で独特ですが受験生だけでなく保護者の皆さんも知っておきましょう。

【進路・受験情報】の一覧ページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。