前回学んだ関係代名詞は主格の関係代名詞であり基本的な内容になります。今回は目的格の関係だ名詞や省略について学んでいきます。
目的格のwhich(that)の場合は後ろに主語と動詞があり、それらが先行詞の「もの」について説明することになります。例えば、I have PCとありますがPCの説明を加えるためにwhich my father usedが使用されます。そのため文章をつなげるとI have PC which my father used.となることがわかります。主格の関係代名詞との違いは関係代名詞の中身で主語の省略があるかどうかになります。
関係代名詞は主語+動詞をまとめて名詞に修飾する場合に省略することができます。例文にある様に、I have PC my father used.の文章の様に関係代名詞が省略されることがあります。受験生が苦手とする内容ですが、省略されているかどうかの見極めを考えてみましょう。
①名詞と名詞が第4文型や第5文型でないのに並んでいる時は関係代名詞の省略があります。基本的に名詞と名詞を並べる場合は前置詞などがないとできません。このことから名詞と名詞が並んでいる場合は関係代名詞を疑いましょう。
②動詞が2つ存在している。通常、文章には1つの動詞が存在します。ただ、関係代名詞やbecauseなどの単語を使用した場合は2つ目の動詞が使用できます。becauseなどは省略しないので、文章中に2つの動詞があった場合は関係代名詞の省略を疑いましょう。
これら2つのポイントで考えれば大学受験でも関係代名詞の省略を見極められるので高校受験では十分すぎます。実際に、長文読解を通して確認していきましょう。
今までの関係代名詞で学んだ内容をまとめた項目です。先行詞が人の場合はwho(that)を使用して、「もの」の場合はwhich(that)を使用してください。
また、関係代名詞の省略は後ろに主語があるかないかで決まります。主語がある場合は省略することができます。例文で確認してください。
大学受験では色々な変則的な内容が出てくるのが関係代名詞になります。そのため、今の内容をしっかりと抑えることが第一歩になります。