今まで英文を読んでいても前置詞を感覚的にとらえていた中学生も多いと思います。ただ、文章を読むだけでは、それでも構わないのですが英作文などでは間違わずに前置詞を使用する必要があります。今回は、その前置詞について1つ1つ学んでいきましょう。
まず、inについて学んでいきなっと思います。よく使用するのが「~の中に(で)」の意味になります。感覚として、何かの中にある場合はinを使用します。具体的には「in Osaka」の様に「大阪に」と訳をすることができますが、詳しく訳すと「大阪かの中で」という意味があります。もちろん、これは直訳すぎるので「大阪に」で訳は構いません。例文の「I live in Kyoto.」は京都の中に住んでいるという意味になります。ただ、回りくどい言い方なので京都に住んでいるにします。また、「in box」のように物体の中を意味することができます。
一方で、午前・午後や年・月・季節などの場合は「in 〇〇」で表記します。例文にある様に「in 1995」なら1995年にと訳をすれば問題はありません。ただ、この時間とセットで使用する前置詞は複数あるので使い分けが必要になります。ちなみに、this・last・next・everyがつく場合はin・on・atは使用しないように注意しましょう。
onは「~の上に」「~に」の意味で使用されるが、対象の表面が何かに接している場合に使用します。一番わかりやすいのは、「on the desk」の様に机の上という表現です。「on 〇〇」は「〇〇の上にある状態をさす」ことが多いため、それだけだと思っている中学生が多いです。そうでなく、表面が接していれば良いので「on the wall」の様に「壁に」と訳すこともできます。そのため、側面であっても表面が接していれば問題ありません。
また、特定の曜日や日程を意味するためにもonが使用されます。例文の様に「on Sunday」「on April 4」の様に、この日程と指す場合に使用されます。inと比べてより具体的な日程になっていることがわかります。この差に注意しましょう(英文法問題に注意)
atは場所を示して「~のところに(で)」の意味があります。例文にある様に、「at the store」「at classroom」の様に「~で」と訳すことが多いでしょう。
一方で、時刻を示したり、時の一点を指す場合でも使用される単語です。時間を尋ねる際によく使用する単語なので会話文などでは必須の内容になります。ただ、at noonやat nightのような場合はatを使用できますが、morningやafternoonには使用できないので注意しましょう。