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【中学1年生】3-1一般動詞

英文法解説

はじめに

今回はbe動詞以外の動詞である一般動詞に関して説明をします。英文をつくる中でも非常に重要になってくる動詞ですが、be動詞と何が違うのかを考えていきましょう。

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1.一般動詞

一般動詞はbe動詞以外の動詞を意味しています。be動詞は第2文型(SVC)をつくり、S=Cの関係にする動詞でしたが一般動詞は主語(S)の行う動作や状態を表します。そのため、S=Cの関係にはなりません。例文の様に、I like her.で「私は彼女を好きです」という文を見ればわかるように、S(私)=C(彼女)が成り立っていません(*この文章はSVOで第3文型になります)。ただ、S(私)の行動・状態としてlikeであることがわかります。

以上のことから一般動詞はSの行動や状態を意味することを知っておきましょう。(といっても、あまり皆さんは意識せずに使っていますが)

2.3人称単数現在形

なぜ、中高生が英語を苦手とするかの要因の一つに単語の形が変わる点です。現在形であれば、1人称・2人称では一般動詞が変化はしないのですが、3人称になれば一般動詞は変化をします。どの様に動詞が変化をするかといえば、動詞の後ろにsをるけます。例にある様にlikeはlikesになります。この3人称単数現在のsのつけ方は複数形と同じです。確認しておくと。3人称単数現在形は動詞の語尾にsをつける、複数形は名詞の語尾にsをつけます

3人称単数現在形のsのつけ方ですが上記のまとめを確認してください。特に④の不規則動詞は法則がないため1つ1つ覚えるしかありません。まず、①~③は確実に覚えましょう。④に関しては出題された順に覚えていってもかまいません(単語帳などで出題されたら覚える)。さらに確認ですが、3人称単数はHeやShe、固有名詞などになります。1人称や2人称ではつけないので注意しましょう。

3.第3文型(SVO)

中学英文法では詳しく文型を学ばないかもしれませんが、大学受験などでは必須の内容なので早い段階から覚えておきましょう。第3文型はSVOの文章であり、S(主語)+V(動詞)+O(目的語)で構成されます。そして、訳をする際に「SはOを(に)Vする」と訳をしてもらえれば問題ありません。

よく前から訳をすることを意識した指導をされる場合があります。例文で言えば、「私は渡す→この本を」「彼女は言う→私に」とすれば速読やリスニングに効果的と指導される場合があります。恐らく、抽象的なイメージができる学生は可能ですが、下手をすれば言葉の羅列で終わっている場合があります。訳し終わった後に「何て言ってたの?」と聞くと理解していない場合が多いです。もちろん、慣れれば効果的な学習でしょうが、「SはOを(に)Vする」を基本とした学習で難関大学に合格して特待や成績順のクラス編成で最上位クラスに入った子もいます。どちらが正解かはないですが、ただ「SはOを(に)Vする」方が理解されやすい内容になります。

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