出版社 | KADOKAWA |
著者 | 土岐田健太 |
価 格 | 1,540円 (税込) |
難易度 | 中学生3年生 |
ページ数 | 272ペジ |
0章~11章で構成された参考書であり、それぞれの単元の「つながり」を重視している構成となっている。定期試験だけでなく、高校入試対策にも活用できる参考書であり英語を得点源にしたい受験生に効果的な参考書である。
本書を取り組むのに効果的な学力層は、英語の成績がイマイチな学力層(可もなく不可もない層)が良いだろう。定期試験で言えば60前後の点数は採れるが、それ以上は採れない中学生に丁度良い教材である。逆に、英語が苦手な層は本書を取り組んでも根気がなければ続かない可能性がある。その場合は『中3英語 新装版』を先に取り組むか並行して取り組んだ方が良い。
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本書は1冊に内容が凝縮しており、覚えなくてはならない量も多い。そのため、英語を苦手とする学力層では時間がかかり過ぎる懸念がある。一方で、学力上位層やある程度の基礎を持った学力層では本書の内容を理解しやすいと思える。ただし、参考書を読めば勉強したつもりになる場合があるが、覚えるべき内容はしっかり覚えておく必要はる。
本書を取り組むにあたり効果的な学習方法は文法問題とセットに取り組んだ方が良いだろう。各章毎に内容を理解したり覚えたりするが、やあhり実際の問題を多く解かないと定着することは無い。そのため、問題演習とセットで本書を取り組みようにしよう。おおよそ、次の段階に学力はシフトしていく。
①と②で繰り返し本書を読み直すので学力の定着が進む。そして、③の段階に進めば文法問題に費やす勉強時間が格段に減るので学習の幅が広がる。
英文法が苦手な学生は繰り返し学習していない場合が多い。後回しにされがちであるが、中学範囲で習う文法は例外が少なく、大学受験の基礎にもなるな要である。ここでしっかり学習するかどうかで高校卒業後の進路も大きく変わることを知っておこう。