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【進路・大学(高校)受験】英単語の効率的な覚え方で偏差値を大幅に上げる

非効率な単語学習が英語の偏差値を上げない理由

はじめに

多くの中高生は英単語を覚えることに苦しみます。そもそも、英単語を覚えていないから英語の授業を受けても理解できずに、どんどん勉強が遅れていくことも多々あります。英語は高校受験でも大学受験でも重要な科目になります。その第1歩となる英単語学習のやり方について説明をしていきます。

まずは、単語学習の常識を疑うことから始める

まず、①単語は書いて覚えるは非効率な勉強の始まりである。最初から、単語を書いて覚えようとする中高生は多いですが、一体何回書けば覚えたと言えますか?3回…5回…10回?。書いて覚えるのは小テスト対策や定期試験対策などで短時間で暗記する(直ぐに忘れる)方法としては効果的ですが、受験では非効率になります。そもそも、10回×1800語を書きたいですか?そして、覚えていられますか?実は苦労する割に定着率は悪いのが現状です。非常に熱心に勉強する中高生であれば書いて覚えることもできるのですが、多くの中高生には難しいです。そのため、書いて覚えるのは覚えきれない単語だけにするようにしましょう。例えば、100個単語を覚える際に、書かなくても覚えられる単語も数多くあります。そのため、非効率的な苦労は避けましょう。

余談ですが、授業何度では単語を書いて提出するよな課題があると思います。特に、点数が悪かった生徒に対して成績不振者の課題として提出させることがありますが、単語を書き写すことは誰にでもできる課題のため使い勝手が良いからです。恐らく、多くの中高生は作業として取り組んでいる場合が多いのではないでしょうか?それなら、学力を伸ばすことはできません。

②単語を発音を聞きながら覚えなくても良い。英単語を覚える際に、発音を聞きながら覚えなさいと指導されることがあります。しかし、この学習方法は時間がかかるというデメリットがあります。単語を発音しながら学習するのは効果的でしょうが、リスニングしながら聞くことは時間的な面でお勧めできません。中学生の単語帳であればカタカナで発音が書いています。一方で、高校生の単語帳は発音が書いていないことが多いです。例えば、『データベース 3000 基本英単語・熟語』を取り組ませた受験生が発音がまったくわからなかった場合があります。例えば、wouldやrespectなどの発音がわからない場合がありました。そのため、書き込み式の方の『データベース 3000 基本英単語・熟語』を購入させて、そちらには発音が書いているので覚えさせました。ある程度、中学生範囲の学習をしていれば、ある程度の発音はわかると思うので最初から無理して発音とセットに覚えなくて良いです。それより、単語を覚えることを早く進めましょう。

それでは、リスニングはどうなるのか?と不安に思うかもしれませんが長文読解の際に英語本文のリスニングを聞いて学習してください。長文読解で1度本文を読んで、解説を熟読して2~3度本文を読んだうえで英文を聞くと頭の中にすんなりはいります。英語など生きた文字なのですから英文の中では単語と単語をセットで発音することも良くあります。どうせ学習するなら、英文でリスニング力を鍛える方が早いでしょう。そして、これもわからない単語だけ発音を聞いてはいかがですか。

③単語カードは非効率な学習でしかない。本屋で中学生英単語と高校生英単語の参考書を比較したときに思うのが、中学生の英単語には多くの単語カード式の参考書が発売されている点です。どれだけ、中学生は単語カードが好きなんだ!と思ってしまいます。一方で、単語カードを自作する中高生もいますが手間と時間の割に単語を覚えられない場合が多いです。実際、高校生でも単語カードでないと覚えられないと言って自作の単語カードをつくる子もいましたが英語の成績は伸びません。要は、つくっている時間を勉強すれば学力が伸びると言うことです

隙間時間に学習するなら素直に単語帳を使用するようにしましょう。単語帳には派生語・例文・活用方法など多くの情報が掲載されています。普段、単語帳を学習する際に意識していなくても繰り返し学習していけば次第に覚えていくことができます。単語カードは良くも悪くも最低限の言葉を覚えるだけで、単語帳を使用して学習する中高生と比べて学力の伸びが悪いです。わざわざ手間暇かけて非効率な学習をするくらいなら効率的に学習しましょう。だから、高校生(大学受験用)の単語帳には単語カード式の参考書はありません。単語カードが効率的なら大学受験用の参考書でも発売していると思いませんか?

④新しい単語を覚えるより覚えた単語を忘れない様にする。学校の小テストなどを見ていると、月曜日は単語帳1~50が範囲、木曜日は51~100が範囲と新しい単語を覚えさせることがメインである。そうでなくて、覚えた単語を復習して忘れないようにすることが重要である。たとえ、小テストや定期試験で満点を採っても短期暗記なら数日~数週間で内容を忘れてしまうことがあります。そのため、もう1度覚えなおしをする必要があるため無駄な時間がかかります。まず、意識をしなくてはいけないのは単語を忘れない様にする点である。

単語帳を1冊覚えれば、偏差値10は上がる(偏差値50~55)と思ってください。それほど、単語を覚えることが重要です。

効率的な単語の覚え方

まず、高校生でも知らない人も多いのですが、ほとんど大学入試で英文(英単語)を書く必要はありません。国公立2次試験と一部の私大でのみ記述式の問題があるだけで、ほとんどの大学では英文(英単語)を書くことはない。また、リスニング試験は共通テストとごく一部の私大(外大系)程度しか出題されません。そのことを考えれば、英単語を見て意味が分かれば十分でないでしょうか?もちろん、定期試験や高校2年生までの模試・高校3年生の記述式模試では英文(英単語)を書きます。そして、英単語は書けないと駄目だと思い込んでいる人もいるでしょう。しかし、徹底的に復習することで単語が書けるようになります。では、実際にどの様に学習するかを見ていきましょう。

よく使用する『データベース 3000 基本英単語・熟語』を例に考えてみましょう。

まず、意識をしなくてはいけないのは赤の点線部分です。例文などは掲載されていますが最初の段階では無視しましょう。そして、意味も複数ありますが1つの単語の意味を覚えましょう(余裕がでてきてから2、3の意味や派生語を覚える)。まずは、完璧に覚えるのではなく必要最低限の内容を覚えます。まずは、この前提を覚えてください。

まず、日本語訳の箇所を図の様に紙などで隠して下さい。そして、「mail」→「郵便」とわかれば紙を下にずらしてください。「letter」→「手紙」と上から順番に単語を見て意味を言えるようにしてください。

そして、「story」→「・・・」とわからなかった場合は答えを確認してから、再び上から「mail」→「郵便」と始めてください。一番下までいけたら次のページにいきます。そして、同じように繰り返していきます。

『データベース 3000 基本英単語・熟語』の場合はレベル毎、『英単語ターゲット1200 』などは100個毎に一通り取り組んでください。そして、終われば最初から最後まで単語と意味を答えることができれば完成です。次のレベルや次の100個に取り組みます。

『データベース 3000 基本英単語・熟語』の場合、Lev.1が終わればLev.2に取り組むと言いたいのですが、日付が変わった場合は、まずはLev.1を復習することから始まります。ただ、1度覚えた範囲なので前回と同じように取り組みます。ただし、①間違えた箇所は付箋を貼る、②Lev.1を全て正解しなくても最初からやり直す必要はありません

まず、間違えた場合にチェックする受験生もいますが付箋を貼るようにしましょう。本を閉じると、どれくらいできていないかが一目でわかります。そして、数分余った時間などに付箋の箇所だけ見直しをして定着させるようにしましょう。

では、付箋をはがすタイミングは復習の時間の時です。1日の流れは「復習→新しい範囲の単語」という流れになります。例えば、Lev.2の単語を覚えていなければlev.1の単語を復習した後(*この復習時に付箋を貼ったりはがしたりする)、Lev.2を取り組みます。この一連の流れが重要になります。

大半の場合は、Lev.2つの復習後に新しい範囲の単語を覚えるようにします。非常に多く感じる受験生もいますが、偏差値40程度の学力層であっても30分~40分で復習が終わります。これは、通学時間や授業の合間でも構いません。隙間時間を使えば負担は非常に少なくなります。

不安点を超えるメリット

まず、受験生が不安に感じるのは①復習量が多く時間がかかるのではないかという点である。この点に関しては、先程述べたように復習時間は30分~40分で通学時間でも大丈夫なので案外負担はない②順番で覚えてしまうのではないかと言う懸念。これに関しては、順番で覚えてしまうのは仕方ないが長文読解などでいくらでも本当に覚えているか見直しが可能。それより、順番で意味を覚えたとしても単語を目で確認した後に意味を考えるようにすればよい。これらが、よく不安視されるパターンであるが大きな問題ではない。ただ、復習は必ず取り組むようにすることと毎日受験勉強することが大事である。

そして、この学習方法のメリットは①繰り返し学習することで単語が定着する点である。中学単語と違い大学受験で使用する単語は出題頻度が少ないです。そのため、1回覚えたつもりの単語でも数か月間目にしないことも多いです。そのため、復習することは絶対重要です。

そして、知っておいてほしいのがLev5ぐらいであれば復習はLev.3~lev.4程度で大丈夫です。Lev.6ならLev.4~lev.5で大丈夫でしょう。新しく単語を覚えている最中に復習をすることで何度も何度も同じ単語を見るので定着ができます。偏差値40程度の学力層でもLev.3あたりまでなら1週間程度で完成します。本気で取り組んだ際は数週間で全範囲が終わっています。

②繰り返し学習することで単語(英文)速度が上がる。復習で繰り返していくうちに単語の処理の能力が上がっていきます。速読する力があれば学習量が増えるだけでなく、共通テストの英文量にも対応することができます。単語を見て意味を思い出すのに0.5秒と0.2秒では差がないと思うでしょう。でも、共通テストでは6000語ぐらい処理する必要があるため単純計算でトータルで30分の差が生まれます。そのため、いかに単語を早く処理するかが大事であり、その速度を上げるには単語を繰り返し学習すれば良いのです。

以上の点を考えると、デメリットよりもメリットの方が大きいと言える。そして、リスニングを鍛えたいなら英語長文で学習すれば良い。

まとめ

上記の学習方法は長文読解を中心に学習する場合に効果的な学習方法になります。特に、偏差値40前後の高校生は、どれだけ英文法の説明を詳しく教えても英単語が理解できていないことから英文法の理解度も低い場合があります。そのため、長文を得点源にする学習方法になります。共通テストのリーディングは長文のため、いかに長文読解が重要かがわかります。

もちろん、指導している際はペースなど受験生に合わせて変化させています。時間的に危ない際は、受験生に任せるのではなく一緒に単語を覚えさせたこともあります。『データベース 3000 基本英単語・熟語』『英単語ターゲット1900』『英塾語ターゲット1000』を1ヵ月半である程度叩き込んだこともあります。正直、大変でしたが…。大体、3冊は6ヵ月前後~1年で仕上げることが可能です。取り組みペースや付箋の数などを見ながら調整することもあります。独学でこの勉強法に取り組む際には、完璧すぎず適当になりすぎないように注意してください。ただ、『英単語ターゲット1900』『英塾語ターゲット1000』などを取り組む際には若干意図を変えて意識させます。ただ、『データベース 3000 基本英単語・熟語』レベルであれば上記の方法で仕上がります。大東亜帝国・摂神追桃程度なら、このレベルの単語を覚えれば問題は解けると思います。

英語学習の基本は単語学習なので手を抜かずに頑張りましょう。

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