今回は助動詞に関して学習をします。以前学習したcan・willも助動詞になります。そして今回学習するのはmustを使用した助動詞になります。助動詞は英文読解でも基本中の基本のため絶対に理解するようにしてください。
助動詞の原則は「助動詞+動詞原形」の形になります。たとえ、主語が3人称単数であっても動詞原形にしてください。その原則に従って、mustの使い方ですが「must+動詞原形」で「~しなければならない」「~にちがいない」という意味になります。
例文で確認すると「I must study English.」のように「私は英語を勉強しなければならない」という文章になります。mustの後は動詞原形になります。だから、次の例文でも「He must be English teacher.」で3人称単数の主語であるHeが使用されていますが動詞原形のbeが使用されています。ちなみに、助動詞のmustをなくせば「He is English teacher.」となり、is(are)の動詞原形はbeになります。
mustの否定文は「must not+動詞原形」で「~してはいけない」という禁止の意味ができます。短縮形ではmustn’tと表記することができます。この禁止を意味することからDon’t + 命令文と同じように使われます。例えば、例文では、「They must not come in my room.」で「彼らは私の部屋に入ってはいけない」になりますが、Don’tを使用すれば、「Don’t come in my room.」で「私の部屋に入るな」になります。
mustの疑問文は文頭にmustを持っていけば完成します。詳しく書くと、「Must + S + 動詞原形 ~?」で「~しなければなりませんか」の意味になります。ただ、公式で書いてしまうと難しく感じてしまうので、mustを使用したん肯定文をつくって文頭にmustを持っていけば完成だと考えれば良いでしょう。
例えば、肯定文では「I must do homework now.」で「私は宿題を今しなければならない」になりますが、疑問形にすればmustを文頭に持っていけばよいだけなので「Must I do homework now?」にすれば完成します。難しくないので、肯定文と疑問文の違いはしっかりと理解しておきましょう。