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【進路・小学生・中学生】早めに子どもは塾に通うべきなのか?

塾に通っている子ども達の割合から通塾を考える

はじめに

2017年の調査から子ども達の塾に通っている割合が確認することができる。そこから、中学生は塾に通うケースが多いのに対して、高校生が塾に通っている割合は少ないことがわかる。

学年通塾率
小学生約46%
中学生約61%
高校生約21%

この様な数値をもとに、小学生や中学生は早めに塾に通うべきかどうかを考えていきたい。

塾に通って当然の環境が形成されている

中学生では約61%が塾に通っていることがわかるが、中学3年生だけを見た際に通塾率は大きく変化する。例えば、大阪(74.2%)・東京(70.4%)と都市部では塾に通って当然の風潮があるが、調査で一番低かった岩手(34.3%)と地方では通塾率が低いことが明確であった。

ただし、都市部と地方では地政学的な問題が大きく抱えている。①塾に通う選択肢が与えられているかどうか、②高校の選択肢が多いか少ないか、③大学進学率が高いか低いか、④行政機関が通塾を支援してくれるかどうか等の要因が多い。

動機①は通える距離に塾があるかどうかである。そもそも、家から通える距離に塾がないと通塾はできません。都市部では問題ないでしょうが地方では物理的に通塾が困難な場合が多いです。それが、地方では通塾率が低い理由になります。ただ、塾に通ってない=勉強していないではない。最近は、進研ゼミなどの通信教育だけでなくオンライン授業など学ぶ選択肢は多くあります。ただ、依然として都市部で通塾率が高いことから塾に通う方が効果的であると判断しているのでしょう。

動機②は高校の選択肢が多いかどうかです。都市部では高校選びの際に多くの選択肢がありますが、地方の場合は選択肢が少ない場合が多いです(1校か2校程度から選ぶ場合もある)。実際、中学3年生で通塾率が他の学年より上がることを考えれば高校受験を意識して塾に通っている場合が多い。ただ、「選択肢が多い=競争がある」ことから通塾の意欲を高める。更に、大学進学率も重要な鍵になっている。

例えば、通学距離がある高校が1校で大学進学も考えていない場合に塾に通ってまで勉強しようとする中学生は多いでしょうか?当然、通塾には費用がかかるので無理して通わない中学生も多いでしょう。

動機③は行政の援助があるかどうかです。通塾にはコストがかかるため低所得層には塾に通う負担が重たくなる。一方で、行政機関によっては通塾に補助金が出されている。例えば、大阪市で塾代助成事業で月1万円の援助が出る(登録されている学習塾や家庭教師、文化・スポーツ教室など(オンライン学習塾などを含みます))ため、塾に通いやすい環境が整っています。実際、偏差値40前後の高校でも塾に通っていた生徒が多いのも納得です。

早い段階から塾に通う理由

塾に通う理由の1つに、「学校の勉強だけだと不十分に考える」点が大きい。実際、「七五三」と呼ばれるように学習内容の理解度は、小学生7割・中学生5割・高校生3割と言われています。これだけ、塾に通っている多いにも関わらず子ども達の理解度が低いことがわかります。そのため、塾も通わなければ更に学力が落ちるという不安があります。

確かに、学級経営が上手くいっていない場合や担任の学力不足などの問題が抱えています。小中学生の時は授業中騒いでいたけど注意されなかったや教員志望者不足(Fランク大学でも小学校教員免許が容易にとれる)など不安要素が多い場合がります。そのため、集団塾と少人数(個別)塾と通う形態が半々になっている理由の1つかもしれません。

しかし、塾も同様な問題を抱えているのも事実です。例えば、個別指導塾でもワンフロアで何人もの生徒・教師が教えている環境なので騒がしくはあるでしょう(教える声でも騒音に感じる子もいる)。一方で、講師の質も決して高い人ばかりではない。大学生のアルバイトである以上は受験指導にたけているわけではない。

ただし、塾に通うことで学習機会が多くなるのは間違いないため、早めに塾に通うのは効果的だと言える

高校生で塾(予備校)に通う子どもが減る理由

高校生では約21%が通塾しているが、中学生の通塾率が約61%と比べると明らかに少ないことがわかる。

原因は、大学進学率が約50%であるため塾(予備校)に通う動機が低い。もちろん、1部の高校では受験を意識した授業(カリキュラム)を行っている場所もあるので、大学受験を希望している高校生が全て塾(予備校)に通う必要はないだろう。さらに、大学に進学するにしても受験勉強を必要としない場合も多い。

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そのため、受験を希望している受験生の1部だけが通塾をしていることになります。よく考えれば、都市部でも小中学生の塾は多いが、大学受験指導をしている塾が少ないことがわかる。実際、大学受験指導が可能な塾でも講師任せの場合もある(古典を受験レベルで学習していないけど高校3年生を教えているなど散見される)。

むしろ、大学受験の方が塾(予備校)に通って勉強すべきではある。ただ、高校生は遊びなどの誘惑が多いのも確かである。大学受験を目指している高校生に言っているのは「中学受験をする子ども達と比べて勉強していないぞ」という点である。意外に、高校生の方が勉強していない場合がある(*逆に言えば、勉強すれば伸びる可能性がある)。

以上のことから、早めに塾に通うことは効果的である。一方で、大学受験を考えているなら継続的に学習をした方が良いだろう。

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