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【進路・高校生】文理選択の正しい考え方①

やりがいを強要する進路選択から脱却

はじめに

高校生の進路選択で重要となる文理選択であるが、特に何も考えずに文理選択をしている場合がある。では、文理選択をするには、どの様に考えれば良いかを考えてみたい。

文理選択の第1段階

まず、文理選択をする際に以下の3通りのパターンを考えるようにしよう。

まず、将来の方向性が定まっている国家資格系の学部に進学したい高校生も多いだろう。国家資格系は看護師・薬剤師・保育士・管理栄養士などである。これらの学部に進学したい高校生は文系・理系というより志望大学に必要な知識をいれる必要がある。

例えば、看護師であれば生物、薬剤師であれば化学、管理栄養士であれば生物・化学、建築であれば物理など必要な科目は変わってくる。特に看護であれば受験科目も違ってくるので入試科目を早めに知っておくべきでろう。ただ、国家資格系は進学先だけでなく就職のことも考えなくてはいけない。

例えば、学費に問題や卒業後の収入の面である。

私立大学の学費総額の目安であるが、国家資格系の学部は実習なども多く文型学部より学費が高くなりがちである。そのため、何となく国家資格系の学部に進学すると後で後悔することが多い。事前に、どの様な仕事をするのか、大学生活の様子などを調べておく必要がある。(安易に資格がとれるから国家資格系の学部に進学希望をしている場合もある)

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ただ、特に気になるのは就職の問題である。進学した後に収入が少ないと知って途中で方向転換する場合もある。以前、保育系に進学した卒業生が大学に行ってから求人票を見た際に収入の安さに驚いたと言われたことがある。それで、保育士になるか本当に悩んでいる場合がある。では、平均年収の目安を見てみよう。

薬剤師の平均年収が高いように思えるが、6年間学校に通う必要があることを考えれば資格目的で進学するにはメリットが少ない気がする。また、意外に管理栄養士の収入も少ないと感じるかもしれないが、管理栄養士としての枠が少ないことも起因している。

一方で、会社員の平均年収が432万円と低いイメージがあるが、東京大学(729万円)、慶應義塾大学(632万円)・同志社大学(522万円)であり日東駒専(459万円)となっている。このため、国家資格系が必ずしも収入面でメリットがあるわけではない。

例えば、看護師は再就職も収入面でも良いイメージがある。ただ、収入面でよい理由の1つに夜勤があるためである(*夜勤は法律で給料を上乗せして支払う必要がある)。また、再就職がやりやすいのも人手不足である。看護師には看護学校に進学した学生に給付制の奨学金を設定している病院が多い。一方で、卒業後に一定期間は病院で勤務が必要であるが給与面で他の看護師と同額支払われる。この様な便利な制度があるが人手不足であるからであろう。

以上のように、単純に国家資格を取得できるから進学するではなく、この様な仕事に就きたいと明確にしておく必要がある。例えば、看護系の学部に進学していたが3年生の時に退学した卒業生がいる。アルバイトばかりしていたようで単位を落としていったらしいが、国家資格も取れず400万以上のお金を無駄にしたことになる。一方で、明確に方向性が定まっているなら何を取り組むべきかは明確になるだろう。

ちなみに、平均年収も職種・業種・企業などで大きく異なっている。条件の良い所は競争は厳しいでしょう。国家資格系の学部を目指しているなら早めに調べるようにしましょう。

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