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【進路・高校生】文理選択の正しい考え方②

やりがいを強要する進路選択から脱却

はじめに

高校生の進路選択で重要となる文理選択であるが、特に何も考えずに文理選択をしている場合がある。では、文理選択をするには、どの様に考えれば良いかを考えてみたい。

文系か理系の判断基準は?

進路選択では、国家資格系・文系・理系に分かれる。国家資格系に関しては、前回の【進路・高校生】文理選択の正しい考え方①で述べたような基準で構いません。

関連記事:【進路・高校生】文理選択の正しい考え方①

ただ、国家資格系以外の進路を選択する受験生も多いですが、文系・理系に分かれるタイミング高校1年生の冬ではないでしょうか(国公立大学向けの授業をしている場合は高校3年生になるかもしれません)。まずは、数学ができない高校生は、理系を諦めるか数学の勉強をしましょう。目安として、高校1年生の終わりまでに数学ⅠAを共通テストレベルまで達していないと難関大学の理系学部への進学は厳しいでしょう。ただ、学校や学部によれば数学Ⅲまで入試科目がない場合もあるので注意してください。

実際に多いのは、何も考えずに理系を選んでいる場合である。受験の数学では数学ⅠAは簡単な方なので、数学ⅠAで苦しむなら理系は向いていないでしょう。といっても、得意科目にするために勉強を薦めるのですがやらない場合もあります。もちろん、なんちゃって理系の大学もあるでの理系の学部にいけないわけではありません。

2つめに大学院に進学する可能性を考えなくてはいけません。理系学部の約40%が大学院に進学をしていますが、国公立大学では70~90%、早慶でも70~80%と難関大学の方が大学院への進学率が高いことがわかります。更に留年率の高さも気になる点です。単純な留年率は留学などの理由で文系が多いですが、理系学部では一定数留年が出ています。この点から、4年間で卒業する割合は半分以下になることも多いです。

以上のことから、何となく理系を選ぶと後で後悔します。後悔しないため、何が必要か考えておきましょう。

文系学部の選び方

文系学部を選ぶ際の基準は何ですか?同志社大学に生徒を連れて引率した学校説明会では研究内容から学部選びをしてはいかがですか?と言われたが、「教授の研究テーマ=学生の学び」になっていないことも多い。また、将来のキャリアプランを考えた学部選びを高校生に求められる場合もあるけど本当に思い描けるのであろうか

よく、「経済学部と商学部の違いは何?」「社会学部と政策学部の違いは?」など違いが解らないまま学部選びが選択させられている。でも、実際に大学に通っている大学生さえ違いが解っていない場合もある。その理由に、コースが複数あり、経済学部ならではの内容もあれば商学部よりの内容もあり大差はない場合も多い。経済史と商業史では学ぶ内容は若干の違いはあるが大差はない。このことから、文系学部に無理から拘る必要がない場合も多い。単純井、興味がない分野を外していけばよい。

余談であるが、英語が好きだから英米語学科に希望する高校生はいるけど、英語が好きというより海外に憧れている場合が多い。あるいは、留学したいから英米語学科に行くと言っている場合もある。ただ、多くの場合は他学部でもできる内容の場合が多い。この様に文系学部は差がない場合がある。

このように、行きたい学部が見つからないなら経済学部・商学部・社会学部・法学部を軸に学部を選択すればよいだろう。お薦めは、社会学部<商学部<法学部<経済学部になるかもしれない。ただし、社会学部は志願者数が多いこともあり入試難易度も高なっている。無理に社会学部を選ばなくても商学部などにすれば良いだろう。経済学部だけは最低限は中学数学レベルの計算能力があれば問題ないが、もしない場合は避けた方が良い。

以上の様に文系学部を選ぶ際は、あまり考えすぎなくても良いだろう。もちろん、哲学や美術などに進むなら話は別であるが。ただ、どの様な分野であっても面白さを見つける柔軟性は必要である。文系の学生はこの柔軟性が最大の武器になるだろう。

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