はじめに
受験生や受験指導の際の苦労話などをまとめた内容になります。受験生は誰もが経験した苦しみをブログに書いてみました。楽しんでください。
「点数が伸びるなら、もっと早めにやれば良かった」という言葉は高校3年生の12月に受験生から発せられた言葉である。
受験生Aは同志社大学を受験することを決めたのは高校3年生8月頃である。担任の勧めもあって受験を決めた。確かに、合否判定ではB~C判定のため受験校としては十分狙える学校である。ただ、問題となるのはマーク式模試(センター試験形式)で高得点をとっていても難関大学には対応できないことが度々あります。
これまで、受験生Aも模試では70~80の偏差値(全統模試・進研模試)の偏差値をとっていましたが同志社大学の過去問(日本史)を取り組ませると150点満点でも60点前後しか採れていませんでした。そのため、本人的には自信喪失はしていました。最大の問題となったのは、国公立大学受験もする予定であり、どれだけ時間がとれるかを確認すると週1回程度しかないと言われました。それ以外の時間は、授業が終われば補習漬けになっている状態でした。
そのため、「週1回の過去問対策で12月頃には合格点程度は採らせるから」と言ったのですが、やはり本人的には不安が一杯だったようです。
結果から言えば、過去問で11月頃には100点前後(得点率65~70%)、12月頃には115点前後(75%~80%)程度まで安定して点数が採れるようになりました。そして、発した言葉が 「点数が伸びるなら、もっと早めにやれば良かった」 でした。
あれほど補習をしているから、英語や国語は大丈夫だと思っていたのですが、その2科目が足を引っ張っていることがわかりました。話を聞くと、英語は『夢をかなえる英単語 新ユメタン2』レベルの英単語しかやっておらず語彙力が不足している状態にありました。結果、過去問を解いても語彙力不足で長文の理解度がイマイチな状態が続いていました。ただ、日本史も間に合わないから、どうせ無理だと諦めていたのだが日本史が間に合ったことで後悔することになってしまいました。
結果、同志社大学も不合格になってしまい別の私大へ進学をしていきました。
受験生の2人に1人が利用する圧倒的なわかりやすさ!まずは無料でお試し。受験生Aに関しては、週1回しか時間がない中で最大限の効果を出しましたが、勉強はある程度は勉強を続けないと点数は伸びません。特に、難関大学では共通テスト形式の問題が良くても通用しません。しかし、共通テスト程度の問題ができないと難関大学は対応できません。
そもそも難関私大などを念頭に置いて学習しているなら問題ないのですが、共通テストレベルの問題に標準を合している場合はMARCH・関関同立レベルで苦戦することがあります。
ただし、土台がしっかりしている受験生であれば過去問演習などでフォローしていけば間に合うことがあります。そのため、簡単に諦めないようにしてください。