志望校に合格するためには事前に入試問題の傾向を知っておく必要があります。必ず、出題傾向を知った上で入試対策をする必要があることを知っておいてください。
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龍谷大学の国語の出題形式は大問3つから構成されている。全てがマークシートであるが、現代文2題と古文1題から構成されている。注意点とすれば、現代文が評論1題+随筆か評論1題で構成されており評論の勉強だけすれば良いというわけではない。
特徴とすれば、共通テスト(むしろセンター試験に近いが)と同じ様な出題方法であり設問内容の読解を問う問題が多い(いわゆる正誤問題)。一部、空欄補充問題(用語や接続詞)を問う問題もあるが基本的には共通テストより設問数が多く解きやすい内容になっている。
古文に関しても共通テストに類似の問題が多く、難解な問題が聞かれることは少ないがバランスよく学習しておく必要がある。
以上のことから、龍谷大学の国語は共通テスト(むしろセンター試験)形式の問題であり、難易度も若干下回っている印象である。設問の問いの内容が解きやすいことから受験生の多くは高得点を採ってくることが予想される。そのため、目標とする点数は75~80点は最低採りたい点数である。
龍谷大学の国語はマーク式であり共通テストと形式が似ている点から学習方法を考えてみる必要がある。単純にマーク式問題集を解いていけば正答率が上がるわけではない。重要なのは根拠を見つけながら問題を解いていくことが大事である。
例えば、「接続詞などに印をつけていない」「重要語句に印がない」などの学習は早い段階から避けて欲しい。なぜなら、龍谷大学の国語は本文が長いわけではないので何となく読めてしまう。何となく読めて何となく点数が採れるので曖昧なまま勉強を続けている場合が多い。結果として、良くて75点しか採れない受験生になってしまう。そうではなく、確実に点数を採るためにしっかりと文章の流れに沿って理解しながら呼んで欲しい。
難易度的には、『出口の現代文レベル別問題集4 中級編』程度の問題が解けるか、共通テスト形式の問題で1問ミス以内に収めれば十分である。もちろん、漢字に関しては全問正解する様にしよう。
また、古文に関しても『マドンナ古文』を熟読しながら共通テストレベルの問題集を繰り返し取り組めば十分であろう。ただ、本当は共通テスト形式よりセンター形式の問題の方が良いが販売されていない場合も多いので仕方がない。
以上のことから、共通テスト対策をすれば龍谷大学の国語は対策出来るが、ミスによる減点は防ぐようにしよう。合格最低点が高めのため少しのミスで合否が別れる。だからこそ、しっかりと理論立てて国語は対応しよう。