出版社 | 教学社 |
著 者 | 北村七呂和 |
価 格 | 1,375円(税込) |
ページ数 | 200ページ |
実戦問題が5問だけ掲載されていることからわかるように、問題数を厳選して内容を詳しき解説している参考書になります。重要古文単語200語や文法の重要項目など古文を詳しく理解するための参考書になります。本書を読み込めば共通テストも攻略できる。
『共通テスト古文 満点のコツ』に関しては、問題演習に取り組み始めた頃に扱うべき参考書である。実際に使用していたのは、古文単語と『マドンナ古文』を学習させて、ある程度の古文知識が詰まったら『大学入試 全レベル問題集 古文 2 共通テストレベル』や『大学入試 全レベル問題集 古文 3』を取り組ませた後に共通テストレベルを仕上げるために取り組ませている。
『共通テスト古文 満点のコツ』 は問題数が少ないために問題を解いていくというより読み込んでいく参考書である。そして、最初に読んでいくと情報量が多いこともあり難しく感じる受験生もいる。ただ、書いている内容は難しいのではなく情報量が多いだけなので、何度もしっかりと読み込むように指導している。
受験生も最初は半信半疑であったが、仕方なしに何度も何度も読んでいくことで次第に実力がついてくる。それまで、日東駒専・産近甲龍・共通テストレベルでも5~6割程度の正答率にも関わらず、本書を読み込んだ結果、MARCH・関関同立レベルの問題も解けるようになっています。もちろん、共通テストレベルでも安定して高得点がとれるようになります。
そのため、『共通テスト古文 満点のコツ』 は最初は難しく感じるが読み込むことで古文の理解度を高めることができます。
【進研ゼミ高校講座】古文を難しいと思っている受験生がいるが、実際には古文は安定して点数が採りやすい科目である。そもそも、古文が受験科目になっているのは日東駒専・産近甲龍以上の大学しか受験科目にありません。そして、得点ウェートの点でも配点が少ないから勉強が後回しになっている場合があります。
高校のカリキュラムを調べていると、受験関連のコースなのでは日本史より古文(古典)に力を入れて単位数が多いところがあります。ここからも、古文=難しいと考えてしまっている教員や高校生が多いのでしょう。
結論は、古文は難しいわけではないが勉強時間が少ないだけである。
そのため、古文に関しては 『マドンナ古文』 と古文単語を仕上げれば基本的な知識が身につけます。後は演習問題などを取り組んでいけば古文は点数が採れます。本書の様に、しっかりと内容を把握できる参考書を何周かすれば確実に点数が上がるでしょう。