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【大学受験対策講座】日本史B-003「弥生時代 」

日本史B 大学受験対策

はじめに

共通テストや難関私大対策になる大学入試対策を講義していきます。日本史Bは追い込みができる科目と考えている教員や高校生も多いですが、私立大学で言えば数学と同一配点の重さがあります。決して、楽な科目ではないで早めに取り組んでいくことを覚えましょう。

前回講義:【大学受験対策講座】日本史B-002「縄文時代 」

弥生時代

まず、弥生時代は紀元前400年頃~300年頃になります。『魏志』に登場する卑弥呼が魏に使者を派遣したのが239年のことを考えれば卑弥呼は弥生時代にも分類されます(*一方で卑弥呼の墓かもしれないと言われている箸墓古墳を考えると古墳時代でもあることから曖昧な境界です。そして、弥生時代は時代区分を3つに分かれています(*正誤問題で縄文時代と混在させます)

弥生時代の特徴として金属器が日本に伝来をします。ただ、鉄と青銅器が同時期に伝来したこともあり鉄が実用品として使用され、青銅器が祭器として使用されるようになりました。重要なのは青銅器の祭器がどの辺りに分布していたかが共通テストで聞かれます。九州北部を中心銅矛・銅戈が分布しており、瀬戸内海には平形銅剣近畿には鐸が広がっています。銅鐸に関しては何に使用されていたかわかりませんが、残された模様から当時の様子がわかることがあります。ちなみに遺跡として出題されるのが平形銅剣が大量に発掘された島根県荒神谷遺跡です。間違ってはいけないのは、銅鐸なども出土していますが平形銅剣が多く出土したことが特徴です。難関大学では同じ島根県で銅鐸が沢山出土した加茂岩倉遺跡も出題されるので間違えないようにしましょう。

そして、弥生時代には弥生土器が使用されましたが特徴は薄手で赤褐色になります、(縄文土器との差をわかっておくこと)。弥生土器は色々な用途で使用されましたが、特に出題されるのは盛り付け用高坏になります。こちらは優先して覚えるようにしましょう。

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弥生時代は農耕が本格化するが最初は湿地(沼地など)に直播をする湿田をしていた。そして、稲が実ると磨製石器の石包丁穂首刈りで収穫をしている。石包丁には持つ場所に滑り止めの穴が開いているのが特徴である。その後、後期には乾田で田植えが行われ稲が実ると鉄鎌で根刈りを実施している。今の稲作と同じ様な状態になります。多くの人は水田を思い浮かべるため湿田と思っていますが、単に水を張っているだけなので現在も乾田になります。

共通テストでも頻出の「湿田から乾田」の流れは正誤問題で頻出なので必ず覚えておきましょう。

代表的な農具の種類に関しては、最初は高床倉庫程度を覚えおけばよいでしょう。収穫した米をネズミが食べない様に高床倉庫が一般化しました。そして農具が大量に発掘されたのは奈良県唐古・鍵遺跡であり、静岡県登呂遺跡が有名である。一方で、農耕が伝わらなかった地域では、寒冷地で稲が育たなかった北海道では続縄文文化と言われ、米作に頼らなくても食料が獲得できた沖縄貝塚文化と呼ばれています。

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弥生時代も竪穴住居で生活をしています(庶民は奈良時代も竪穴住居で住んでいる場合もあり)。ただ、状況は大きく変わり農耕が本格化したことで食料の保存が可能となりました。農耕は自然状態で十分な収穫ができない場合もあります。そのため、米(食糧)を巡り争いが増えます。争いがおこると、集団で防衛(場合により攻撃)が必要となりリーダーの存在が必要となります。

その様な状況がわかったのは、防衛機能を持った集落である高地性集落環濠集落が現れます。高地性集落は通常状態では平地で生活をしており、戦争が始まれば山頂付近の集落に移動済ます。そのため、食料の保管もこちらにしています。この高地性集落の代表は香川県紫雲出山遺跡になります。

一方で、村の周りを溝(堀みたいな感じ)を囲った集落が現れます。この溝の中に集落があり、外には畑がある状態です。この集落を環濠集落と言い、代表的な遺跡は佐賀県吉野ヶ里遺跡である。

この様な集落の形だけでなく遺骨を調べていくと矢が刺さった人骨や頭蓋骨がない人骨など戦争の跡が残っています。そして一部の人骨が他と違った形で埋葬されていることから弥生時代には身分差があったことがわかります。墓の種類は甕棺墓支石墓朝鮮半島や北九州で見られる)、方形周溝墓墳丘墓と墓の種類が大型化していきます。墳丘墓では山陰地方の四隅突出型墳丘墓が有名であり、楯築墳丘墓の埋葬後の儀礼に用いた土器の中に吉備の特殊器台・特殊壺が副葬されていました。

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