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【大学受験対策講座】日本史B-004「中国の歴史書から日本を知る 」

日本史B 大学受験対策

はじめに

共通テストや難関私大対策になる大学入試対策を講義していきます。日本史Bは追い込みができる科目と考えている教員や高校生も多いですが、私立大学で言えば数学と同一配点の重さがあります。決して、楽な科目ではないで早めに取り組んでいくことを覚えましょう。

前回講義:【大学受験対策講座】日本史B-003「弥生時代 」

中国の歴史書から日本を知る

今回学習する内容は中国の歴史書に日本の内容が書かれています。その内容から日本の様子を知ることが目的です。そして、この時代も弥生時代に該当する時代になります。

日本史では、「旧石器時代」→「縄文時代」→「弥生時代」と時代が進んでいますが、今回の内容も弥生時代の内容になります。

中国の歴史書である『漢書』地理誌で日本のことが書かれています。ちなみに、書物名は『漢書』なので入試問題では『漢書』だけで基本的には大丈夫です。では、書かれている内容ですが紀元前1世紀ころの日本は小国に分かれて争っていたことがわかります。前回の講義で学習したように高地性集落や環濠集落などの集落がつくられていたことからも争いが絶えていなかったことがわかります。

脱線して、弥生時代の代表的な高地性集落の遺跡(香川)と環濠集落の遺跡(佐賀)は言えますか?もし、わからないようなら前回の講義を確認してください。

関連記事:【大学受験対策講座】日本史B-003「弥生時代 」

そして、当時は漢(前漢)は朝鮮半島を支配下に置いており出先機関として楽浪郡が置かれていました。そのため、史料にある「夫(そ)れ楽浪海中に倭人あり~」という文章は楽浪郡の支配海域に倭人(日本人)がいるよ~という意味になる。その楽浪郡に日本から使者が送られてきたと言っています。

ちなみに、なぜ日本は楽浪郡に使者を送ったのでしょうか?簡単に言えば、日本国内で争いが続いていく中で後ろ盾が欲しかった小国がありました。そのため、巨大な力を持った大陸に使者を送ったのでしょう。そうすることで、国内での争いを優位にしようと考えたのでしょう。

史料問題は史料内容から何の話をしているかを答えられる様にならなくてはいけません。

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中国の歴史書の2つ目は『後漢書』東夷伝になります。漢は一時国内が動乱があった後に再興されたことがあり前漢と後漢に分けて言われています。その『後漢書』では大きく2つに分けれます。

1つ目は、建武中元二年(57年)に倭の奴国が後漢の都である洛陽に朝貢していることが記されている。そして、後漢の皇帝である光武帝から漢委奴国王という文字が刻まれた金印を授かっています。この金印に関しては福岡県志賀島で江戸時代に農民が発見しているため現存しています。ちなみに、年号に関しては語呂で覚えていきましょう。金員を授かったのが57年なので「ーな、金印貰えて」で覚えましょう。最近は、年号を直接答える機会は減りましたが、解答を見つけるためには非常に便利なため語呂で良いので覚えましょう。

2つ目は帥升生口を107年に献上したことが記されています。生口は奴隷のことであり皇帝の死後に墓に生き埋めにされる人材でもあります。この2つ目の部分は共通テストでは頻出度合いは少ないですが、生口が『後漢書』に書かれていることは知っておく必要があります。並び替え問題や史料読解問題で出題されます(下半分のみ書かれている状態)

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3つ目は『魏志』倭人伝になります。この魏志のあたりで弥生時代から古墳時代前期の辺りになります。

『魏志』では、239年邪馬台国の女王である卑弥呼が魏に使者を送り親魏倭王の称号を授かています(*239年は「ふみここに届く」)。ちなみに、使者は朝鮮半島の帯方郡を訪れています(『漢書』では何郡か覚えていますか?)。邪馬台国は連合王国であり鬼道(呪術)を使用して国を治めていることが書かれています。この史料の中では、身分差が書かれているだけでなく租税制度などが存在したことも書かれています。難関大学向けには使者として難升米が派遣されているので資料の中頃の文字に印をつけておきましょう。

その後、卑弥呼が亡くなった後に男の王が誕生するが国内が荒れたために、卑弥呼の宗女(一族の女性)である壱与が女王となり国内が安定します。

ちなみに、卑弥呼の墓ではないかと言われている遺跡は箸墓古墳(奈良)になります。ただ、今のところ50年ぐらい差があるので実際のところはわかっていません。未だに、邪馬台国は九州にあったのか近畿にあったのか解決していません

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