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【大学受験対策講座】日本史B-006「5世紀頃の古墳時代」

日本史B 大学受験対策

はじめに

共通テストや難関私大対策になる大学入試対策を講義していきます。日本史Bは追い込みができる科目と考えている教員や高校生も多いですが、私立大学で言えば数学と同一配点の重さがあります。決して、楽な科目ではないで早めに取り組んでいくことを覚えましょう。

前回講義:【大学受験対策講座】日本史B-005「古墳時代」

5世紀頃の古墳時代

再び中国の歴史書から日本のことが書かれた史料となるのが『宋書』倭国伝になります。こちらは、5世紀頃の日本の様子が書かれています。

さて、確認ですが中国の史料から5つ目の史料になります。並び替え問題に対応する様に、原文と内容の両方で時代順に並び替えられるようにしてください。わからなければ、過去の講座を確認してください。日本史B-004B-005を確認してください。

『宋書』では国内の争いではなく朝鮮半島での争いを優位にするために宋に朝貢していることがわかります。所謂、倭の五王が朝貢に来ており、中国名では讃・珍・讃・済・興・武の名前で記されている。これらの名前は中国名であり、日本国内で覚えなくてはいけないのは済の安康天皇と武の雄略天皇になります。特に雄略天皇は最需要人物なので必ず覚えてください。

雄略天皇は『宋書』の武と同一人物だと考えられ、『宋書』の中では国土征服の様子が記されており、毛人西衆夷を自ら甲冑をきて征服しており、朝鮮半島を含めた支配権として安東大将軍の称号を宋から授かっていた。その雄略天皇は、当時の名前は獲加多支鹵大王であり、この名前が刻まれた遺物が発見されています。それが、埼玉県稲荷山古墳熊本県江田船山古墳から出土しており、雄略天皇が国土を広げていたことがこの点からもわかる。

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ヤマト政権(大和政権)の仕組みですが、氏姓制度と呼ばれる制度が導入されていました。は血縁集団を意味するものであり、現代の苗字のようなものです。それに役職ごとの地位や職制を示すを与えています。学校の世界で言えば生徒指導や進路指導になるでしょう。そして姓には臣や連などの種類がありますが、大和政権の中枢である大臣は財政担当を意味しており蘇我氏などが就いており、大連は軍事担当を意味しており物部氏や大伴氏が就いていた。

そのため、大王を中心として中央政治は大臣・大連を中心として政治がされています。そして、伽耶と関係が深かっただけでなく朝鮮半島自体が分立していることもあり多くの渡来人が来日してヤマト政権に仕えていました。彼らは特定の技術を持っており、大和政権は品部に編成して伴造に管理させました。そのため特定の技術集団の例として、韓鍛冶部(からかぬちべ)は鍛冶を担当していた・陶部(すえつくりべ)は須恵器などの土器を制作・錦織部(にしごりべ)は織物の技術で仕え・鞍作部(くらつくりべ)は馬具の制作をしていた。

また、渡来人系を祖先とする一族としては阿知使主(あちおみ)は東漢氏(やまとのあやうじ)の祖となり一族の東漢駒は蘇我馬子の指示に従って崇峻天皇を暗殺している。そして坂上田村麻呂に通じる一族である。王仁(わに)は百済の学者で文筆に優れ千字文や論語を日本に伝え西文氏(かわちのふみうじ)の祖となった。最後の弓月君(ゆづきのきみ)は機織りの技術で仕え秦氏の祖となった。とりあえず、共通テストでは出題頻度は少ないから優先順位は下げてもらっても良いですが、どこかで覚えてください。

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ヤマト政権では連合体の様な形であり、地方は地方の有力者に統治させていました。彼らを国造・県主としてヤマト政権の直轄領などを管理させていました。

そして、共通テストの頻出事項が上記の表になります。ヤマト政権と豪族との違いを明確にしておいてください。まず、大和政権の直轄領を屯倉(みやけ)と言います。各地に存在しており国造が管理しています。そして、その屯倉を耕作する人々田部と言い、朝廷に仕えた直轄民名代・子代と混ざらないように注意しましょう。そして、豪族の私有地田荘と言い、私有民部曲(かきべ)と言います。共通テストなどでは正誤問題で入れ替えてくるので必ず正確に覚えるようにしてください。

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