ドラマやCMなどではE判定から逆転合格が当たり前の様に描かれていることもあり、誰もがE判定から逆転合格が可能な様に感じているかもしれない。でも、実際にはE判定から逆転合格するのは小数であり難しいことである。では、その難しさを知れば逆転合格ができるヒントがあるのではないか。
多くの受験生が勘違いしている点は、勉強すればE判定から判定が良くなると考えている点である。しかし、単純に勉強するだけではE判定から簡単に判定は変わりません。下図で確認してみましょう。
E判定の学力層が勉強を続けて学力が上がっても、当たり前ですがD判定層・C判定層も学力は上がっています。そのため、単に勉強しているだけでは判定は上がることはありません。重要なのは、周りの受験生よりも勉強をしなければ判定が上がらないことです。
はっきり言えば、E判定の受験生よりC判定・D判定の方が勉強時間や質の面で良い場合が多いです。そのため、今まで通りの勉強時間では判定を上げることは難しいです。
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結論から言えば、勉強時間を確保することで志望校判定は上がるという点です。逆に、周りと同じ程度の勉強量では志望校判定は上がらない可能性があります。
大学教科書買取専門店【テキストポン】E判定から逆転魏横隔を考えている受験生であっても、E判定が続くとモチベーションの低下を招きます。言葉では頑張ると言いますが、実際にはモチベーション低下が進んでいる場合があります。
実際に、高校3年生夏以降となればE判定の大学を本命にして良いかどうか悩み所になります。特に保護者や担任からすれば現実路線を勧めてくるでしょう。もし、周りから本命を変えるように言われたり、滑り止めを考えなさいと言われたら受験生はどう考えるでしょうか。中々、一心不乱にE判定ながら志望校を目指して勉強を続けることは難しいことです。
結果として、E判定の受験生は受験時期が近づけば近づくほどモチベーションが低下する傾向が強くなります、そのため、早い段階からC判定まで引き上げておけば良いのですが…。
以上のことを考えれば、学習意欲が高いのは判定が高い受験生になります。A判定の受験生の場合は合格が現実的に感じていることもあり、「もし不合格になれば嫌だ」という思いが強くなることで逆に必死に勉強する場合があります。このことからも、A判定の受験生とE判定の受験生で学力差が広がることがわかります。
受験生の2人に1人が利用する圧倒的なわかりやすさ!まずは無料でお試し。大前提として勉強時間を確保している点である。勉強時間が確保していない中で逆転合格は難しいです。最初の偏差値が低くてE判定であっても、勉強時間を確保していれば遅くなっても判定は上昇します。
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次に、計画通り学習が進んでいるかどうかである。この点は受験生自身で判断することは難しいが、たとえE判定でもあっても入試本番までに合格水準に到達すれば良い。実際に、今までE判定であったが合格させてきた受験生も多い。担任などは志望校の数を減らして滑り止めの数を増やすように提案してきたこともあったが、本番までの道筋がたてられているならE判定でも逆転合格が可能である。ただ、受験生自身が判断するよりも誰か受験指導をしてもらえる先生に計画は作ってっ貰った方が良い(この先生を見つけることが難しいのですが)
最後に、周りの意見に左右されないことです。勉強時間が確保されていて計画通り勉強をしているなら周りの意見を聞かずに頑張りましょう。もし、本命に届かないことがあっても勉強をしているなら、それなりの学力はついているので滑り止めなどギリギリに決めていいでしょう。ただ、周りは色々と言ってきます。良いアドバイスもあるのですが、悪いアドバイスやモチベーションを下げることを言ってきます。場合によれば、何気ない一言でも受験生は気にする場合もあります。マイペースに頑張れることが重要になります。