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関西大学と近畿大学・龍谷大学の難易度の差を考える【進路/高校生】

僅かな差が大きな差になることがある

はじめに

関西大学の滑り止めとして近畿大学・龍谷大学を受験する場合が多く、偏差値表を見比べていると大きな差が存在しない様に感じる。しかし、実際には偏差値表では見えない入試難易度の高さがあることを考えたい。

関西大学と近畿大学・龍谷大学の難易度を知る

関関同立の一番下に位置しているのが関西大学になります。そのため、産近甲龍レベルの受験生が一発逆転を狙って受験する場合も多い学校になります。そのため、関西大学と近畿大学か龍谷大学を受験する受験生が多い学校になります。ちなみに、最近は関西学院大学が一昔前より難易度が下がっている印象があるので、関西大学か関西学院大学の受験になるかもしれません。

では、それぞれの偏差値を考えてみましょう。2つの偏差値表を比べますが学部ごとに難易度が異なるので注意してください。

大学名偏差値A偏差値B
関西学院大学67~7255~57.5
関西大学67~7157.5
近畿大学61~6752.5~55
龍谷大学62~6750~55

偏差値を比較すれば、関西大学・関西学院大学の1つ下の大学として近畿大学・龍谷大学があることがわかります。そのため、近畿大学・龍谷大学レベルの受験生は少し頑張れば関西大学・関西学院大学に手が届くと思うかもしれません。

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就職活動など色々な視点から考えて、関関同立に進学したいと思う受験生は多いでしょう。しかし、大きな壁が存在していることを知ってほしい。そして、産近甲龍レベル~関関同立レベルの間にいる受験生は努力次第で大きな結果が変わることを知っておこう。

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関西大学を目指す受験生と産近甲龍を目指す受験生では受験日程が違う

関関同立と産近甲龍が偏差値の見た目以上に大きな差がある点が入試日程の違いである。例えば、関関同立を本命と考えている受験生と産近甲龍が本命と考えている受験生では以下の通りに日程が変わる。

入試方式関関同立産近甲龍
11月~12月
学校推薦型入試(旧公募推薦)
メインでは実施せず英語と国語
(評定可算もあり)
2月
一般選抜型入試
3科目受験3科目受験

もし、産近甲龍を本命とする場合に学校推薦型入試(公募推薦入試)を利用すれば2科目で合格することが出来るだけでなく年内で入試を終わらせることが出来る。一方で、関関同立では学校推薦型入試(公募推薦入試)はほぼ実施いない。この2点を比べても産近甲龍と関関同立の受験生では受験に対する姿勢が変わってくる。

もちろん、関関同立志望者であっても 学校推薦型入試(公募推薦入試)で合格を確保して2月は本命のみ受験する場合もある。ただ、その方法は入学金が全て無駄になる可能性がある家庭だけが受験できる方法である。さらに、 学校推薦型入試(公募推薦入試)の合格最低点が近畿大学・龍谷大学では異様に高くなった時期があり難易度が異常な高さになった時期もある。ただ、最近は落ち着きを見せていることを考えれば狙い目であろう。

実際に、高校3年生(偏差値45未満の高校)から受験勉強を始める受験生などは2科目に絞って勉強させることで近畿大学や龍谷大学へ合格させている。一方で、関関同立は少なくても1年間は受験勉強をする時間は欲しい。

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問題の難易度が格段に上がる

近畿大学・龍谷大学と関西大学の入試問題を比べた際に明らかに難易度が異なっている。関関同立の中でも関西大学は基本問題が多く解きやすい問題ばかりで構成されているが、それでも入試問題を比較すると差は歴然としている。

そもそも、近畿大学や龍谷大学の英語長文の長さは500字程度であるが、関西大学では800字程度の長さに変わり1.5倍の分量になる。当然、英文数が多い方が難しい内容(テーマ)も扱えることから難易度が異なることがわかる。実際、関西大学の合格レベルに到達していると近畿大学や龍谷大学の英語長文ぐらいは満点をとるレベルになっている。このことからも難易度の差が大きいことがわかる。また、手っ取り早く難易度の差を比較したければ現代文の選択肢の文字量を比較してみよう。明らかに関西大学の方が選択肢の文字を多く読む(文をしっかり理解する)必要がある。このことからも、明らかに入試難易度が変わっていることがわかる。

余談であるが、関西大学の問題と比べると立命館大学や同志社大学の問題は更に難しい。関西学院大学に関しては問題自体は難易度が上がるが、合格最低点を考えると差は小さくなっている。そのため、上位の大学であればあるほど、偏差値1だけ違うだけで難易度が大きく異なる。

しかし、就職活動などでは関関同立・産近甲龍と判断されることも多いのも確かである。

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ニュースの情報に誤った判断をする高校生や教員

話題性を重視して大学の評価をコロコロ変えている教員や高校生がいる。以前、近畿大学は「早慶近」とネタ広告を掲載したことがあった。近畿大学が受験者数日本一と話題になた時期でもあったが、受験者数の本質を知っている人間は冷めて見ていた。なぜなら、高校に通知がくるが、1日しか受験していないにもかかわらず受験数3・合格者数3と通知がくる。要は、高得点傾斜方式や学部内併願で追加受験料を支払っているからである。この点も金銭的に余裕がある家庭が有利であるが、受験者数は水増しができるのは確かである。ただ、近畿大学が話題になっていたこともあり、ネタCMと思っていたのだが関東にいった大学生から同級生が近畿大学が早慶に並んだと勘違いしていたこともあった。

確かに、近畿大学はいち早く紙の出願を辞めネット出願だけに切り替えるなど先駆的な方法に取り組んでいる。しかし、実際に入試問題を取り組んでいる受験生に近畿大学が関西大学に追いつくと思うか聞いたら全員が「No」である。それは、①入試問題の難易度に差があり過ぎる、②学校選抜型入試で2科目受験できる点である。もちろん、関関同立が学校選抜型入試を本格的に始めれば序列は一気に変わるだろう。ただ、現状は明らかに差があるのは確かである。

では、関西大学と近畿大学・龍谷大学の差をなくすためには何をすべきなのか?

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早い段階から受験勉強を始める

関西大学と近畿大学・龍谷大学では語彙力や文法などを含めて覚える量が変わるのは当然であるが、最大の問題点は高校3年生の2学期以降に勉強時間を確保できるかどうかの点である。

関西大学の過去問の場合は英語では試験時間90分の時間がかかる。これだけで、近畿大学や龍谷大学と比べて問題を解くだけで時間がかかるのだが、問題の見直しにかかる時間が比較にならないぐらい違う。関西大学では長文読解問題が主体であるため、見直しも近畿大学や龍谷大学の2倍~3倍の時間がかかる。

このことからわかるように、早めに受験勉強に取り組んでいないと十分な過去問を取り組む時間の確保が難しい。そして、過去問演習の時期には英単語や英文法を覚えている時間はとれない。そのため、早め早めで取り組んだ受験生が関関同立レベルに到達できるだろう。

ただし、近畿大学だろうが関西大学だろうが最後の最後まで勉強をしていくことを考えれば取り組んでいる内容に大差はない。ただ、取り組んでいる時間によって結果が大きく変わる。

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