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小中学生は学習塾にどれだけ費用をかけているの?【進路・小中学生】

意外に知られていない学習塾の平均値

はじめ

小中学生の保護者からすれば学習塾にどれだけの費用をかけているか疑問に感じるかもしれません。相場がはっきりしないため塾の費用が安いのか高いのかわからないことも多いでしょう。そのため、今回は文部科学省が2年に1度実施している「子供の学習費調査(平成30年度」を使いながら考えていきましょう。

どれくらい学習塾に入っているのか?

全国調査ということもあり、地域によりバラつきはありますが以下の通りになります。

区分公立私立
小学生39.175.1
中学生69.360.3
高校生37.838.2

私立小学校、公立・私立中学校の生徒の60~75%、公立小学校、公立・私立高校の生徒の約40%が学習塾費に費用を計上しているが、上記は学習塾に通うだけではなく、通信教育やオンライン授業などの費用も含まれます。そのため、実際に塾に通っている割合は全国平均で小学生は32.2%(大阪36.3%)であり、中学生は42.1%(大阪48.6%)となっており都市部の方が通塾率が高いことになります。

そのため、都市部では中学生の2人1人が塾に通っている状態にあります。コロナの影響でオンライン授業などが増えましたが未だに通塾の割合は高いと言えるでしょう。そして、高校生では塾(予備校)に通う人数が急激に減ります。逆に言えば、勉強を続ければ難関大学もいけるのでようけど…。

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学習塾の平均は?

最も気になる点は学習塾にどれだけの費用がかかるかです。年間の費用は以下の通りになります。

区分公立私立
小学生13.6万円33.7万円
中学生29.3万円25.4万円
高校生28.3万円33.8万円

年間費用になりますが高く感じますか?それとも意外に安く感じますか?

しかし、勘違いしてはいけません。調査結果の平均値が上記の数字であって学習塾等に通っていない場合は0円で計算されています。そのため、最も多い費用帯を考えてみましょう。

  • 小学生(公立)・・・10~20万未満(10.6%)
  • 小学生(私立)・・・40万円以上(20.9%)
  • 中学生(公立)・・・40万円以上(18.4%)
  • 中学生(私立)・・・10~20万未満(14.2%)
  • 高校生(公立)・・・40万円以上(9.1%)
  • 高校生(私立)・・・40万円以上(13.1%)

最も多い価格帯が上記になります。この金額帯では実際に支払っている金額に近くなるのではないでしょうか?そのため平均値では低くなりますが実際に支払っている金額は結構な額になります。

もちろん、費用が安い順に「通信教育―映像授業―大人数授業―オンライン授業―少人数制授業―個別指導塾」の順番になります。そして、講師も専任講師かアルバイト講師かの違いで費用も変わってきます。例えば、大手予備校などでも授業料だけで60~80万程度の費用が掛かります(季節講習などを除く)。そのため、学習塾にはかなり費用がかかることがわかります。

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なぜ学習塾に通うのか?

学校の授業だけで勉強が出来ることが一番ですが、よく言われているのは学習の理解度は七・五・三と言われます。要は、小学生で7割・中学生で5割・高校生で3割程度しか理解していないと言われます。しかも、これだけ多くの子ども達が学習塾に通っている現状であっても、学力不安は続きます。そのため、大阪市の様に塾助成金が給付されている場合もあります。

では、多くの子ども達が塾に通う要因には高校進学で将来が大きく変わることもあります。例えば、中堅校に進学することが出来れば高校生活で勉強をしなくても、それなりの大学へ指定校推薦入試で進学ができます。実際、多様校などでは指定校推薦入試は限られた大学(指定校でなくても難しくない大学ばかり)しかない場合も多い場合があります。そのため、高校選びは中学生は真剣になる場合が多いです。

余談ですが、多様校は多様校の面白さはあります。以前、授業をした際に選挙権の話になった際に手が挙げて選挙権を持っています。そのため、何歳なのか聞いたら、21歳と答えられました。ということは、15歳~21歳が同じ授業を受けているのだと思ってしまいました。そのため、価値観を広げることが出来ますが、普段の授業に出席しない子も多いので行事ごとは一部しか楽しめない場合もあります。ある時、授業に行った先生が授業時間に帰ってきて座っているので、どうしたんですかと聞いたところ、誰も来ていないから授業できないと答えられました。普通の高校生活を過ごしたいなら違うかな…。

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学習塾だけでなく部活動も負担が重たい

案外、中高生が気づかない点でありますが部活動の負担も重たいです。「平成30年度子供の学習費調査」によると、部活動費を含む教科外活動費は公立中学校で年間2万9308円、私立中学校では年間5万5796円という結果になっています。月々の平均で計算すると、月2500円程度の負担になります。しかし、本当にこの金額でおさまるのでしょうか?

例えば、運動部に入部した際にユニフォームや道具や遠征費などを考えれば、年間で約3万円程度で済むのでしょうか?陸上部であればスパイクだけでもかなりの金額になりそうですが…。

高校生の部活では当たり前の様に合宿などに行くこともあります。そもそも、1回合宿に行くだけで何万円分の費用がかかります。もちろん、文化系であれば負担が軽い場合もありますが、やはり大会に出場することを考えればタダで出場はできません。

実際、私自身が顧問の際には大会出場の費用は学校側が負担してくれる場合もありましたが自己負担の場合もあります。そもそも、部活動をしていくための道具など明らかに不足している場合もあり予算が足りない場合は自己負担で支払っている場合もあります。流石に、10万円を超えた際にはイラつきましたが…生徒は悪くないので諦めました。

ただ、子ども達の目的や目標にむかって何にどれだけお金を使うかは重要になります。

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