関西では大学のCMが流れることがあるが、特に印象的なのが梅花女子大学(大阪)と神戸女子大学(兵庫)の2校である。そのため、今回はCMから大学の印象を考えてみよう。
電車広告やインターネット広告では大学のCMをよく見る機会があるが、TVCMではあまり見かけない。でも、梅花女子大学と神戸女子大学のCMが印象的であるため、よく頭の中に残る。では、実際のCMは以下の通りである。
梅花女子大学の方はチアを前面に出演させてCMを流しているが、BGMが毎年同じこともあり年々印象に残っていくことになる。そのため、今では音楽が聞こえてきたら「あぁ、梅花女子大」と考えてしまう点でCMとしては成功だろう。チャレンジ&エレガンスのフレーズらしく、爽やかな雰囲気である。
一方で、神戸女子大学ではCMのコンセプトが毎年違い、色々と面白いCMを流している。
年度によれば、「おぉ、どうした?」と思えるようなCMだったり、あまりにもコンセプトが濃い内容もあったが、私自身はそちらの方が好きだったのですが…。一番好きなのは以下のCMになります。
2012年の神戸女子大学のCMですが、歌詞の内容・歌声・演出に心を響かされました。ただ、このCMが良いだろう…とクラス内で見せた際に高校生の反応がイマイチで温度差があまりにもあって驚かされました。確かに、大人には響くけど高校生には響かなかったのかな?だから、翌年は軽めのCMに変わったのかな?
それぞれの特徴が良く出ていて面白いものです。
RFボーテ キャビスパ 公式通販サイトCMの効果もあるのか2つの大学に関しては、それほど悪い印象はありません。実際に、担任をしている際には毎年何人かは進学している大学になります。ただ、最大の問題点は立地条件ではないでしょうか?
梅花女子大学は大阪府茨木市にあるのですがバスで移動する必要があります。在校生であれば専用バスが最寄駅から乗車できるので問題ないでしょう。ただ、私自身が梅花女子大学に用事があった際に流石に乗車をためらって阪急バスを使用していきましたが、それなら遠く感じました。一方で、神戸女子大学は神戸にあると言っても須磨にあることから大阪からは遠い場所にあります。そのため、積極的に進めづらい点もありました。
もちろん、入試難易度は違いがありますが、どちらも女子大として頑張っている大学に思えます。
よく、女子大は就職率が大丈夫なのかと不安視する受験生や保護者もいますが、関西圏では国公立大学・関関同立程度ぐらいにならないと大きな差は生まれないでしょう。また、地域限定総合職や一般職を望んでいるなら特に問題はないでしょう。
何気ないCMですが見ていて面白くないでしょうか?