東進ブックスから出版されている安河内哲也の参考書は有名であるが受験生の中でも『レべル別問題集』と『英語長文PREMIUM問題集』で違いがわからずに使用している受験生も多い。そのため、これらの参考書の違いを考えていきたい。
作者が同じでも出版社が異なれば若干の内容が変わってくることもあるが、今回の2種類の本は同じ出版社から安河内哲也によて出版されている問題集である。そのため、内容自体が似たような内容になっている点が受験生にとって、どちらから取り組めば良いかわからなくなる理由である。
実際に両方の参考書を使用して指導した経験から言わせてもらえれば、解説に関しては両方の参考書で差は大きくない。では、実際に何が違うかと言えば本文内容・設問の難易度が若干異なる点である。ただし、『レベル別問題集』では6段階に分かれているのに対して『英語長文PREMIUM問題集』 では3段階にしか分かれていない。この点が違う点と言える。でも、実際には大差がないように感じるので、同内容の問題集を知識を深める際に使用うしている状態であった。そのため、受験生の皆さんが気をつけなくてはいけない内容は取り扱う順番である。それを間違えると、難易度が高く効果がなくなる。
≪アニメ・ゲーム・キャラクターグッズ専門店≫2つの問題種は以下の順番で取り組めばよいだろう。
参考書タイトル | お薦め度 | 目的 |
『英語 L&R レベル別問題集1 超基礎編』 | ★★☆☆☆ | 中学生範囲 |
『レベル別英語長文2』 | ★★★★☆ | 中学生範囲 |
『英語長文レベル別問題集 3 標準編』 | ★★★★★ | 中学生範囲~中堅私大 |
『レベル別英語長文4』 | ★★★★★ | 中堅私大~共通テスト |
『英語長文PREMIUM問題集 Standard』 | ★★★★★ | 中堅私大~共通テスト |
『英語長文PREMIUM問題集 Advanced』 | ★★★★☆ | 共通テスト~難関私大 |
『英語長文レベル別問題集 5上級編 』 | ★★★☆☆ | 共通テスト~難関私大 |
『英語長文レベル別問題集 6難関編』 | ★★☆☆☆ | 難関大学 |
『英語長文PREMIUM問題集 Top』 | ★★☆☆☆ | 難関大学 |
それぞれの目的別にわかれているが、実際に必ず取り組ませているのが★5の参考書である。もちろん、他の問題集も悪くもないのだが時間的な問題で削除しているケースが多い。
さらに、難関大学程度の実力がついてくると問題を解く点ではメリットがある一方で、あえて文型の理解をする必要もないだろう。それより、難関私大(類似校)の問題を解く方が効果的だと考えられる。
そのため、 『英語長文PREMIUM問題集 Standard』 以降は過去問と併用しながら使用している場合が多く、時間がなければ取り扱わないことが多い。
この様に、順番を間違えずに取り組めば効果的である。ただ、これらの参考書の最大目的は文型を理解して文章を読みやすくする点にあります。目的をもってしっかりと勉強をしてください。