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学歴フィルター問題から考える本当の問題点【大学/進路】

学歴フィルターは必要か?

はじめに

先日、就職情報サイトであるマイナビが大学生に送付したメールの中で誤って大東亜以下という文言が含まれており、学歴フィルターが存在して問題だとニュースになっていた。しかし、本当に学歴フィルターの問題点は何かを考えてみたい。

学歴フィルターの存在がなかったことにする人々

結論から言えば、何十年も前から学歴フィルターは存在しており、学歴フィルターがなくなったと感じた時代はない。それにも関わらず、学歴フィルターが存在していることが悪であるかの様(存在していると思っていない)に大学生がインタビューに答えている点が疑問である。そのため、最大の問題点は学歴フィルターの存在がないように中高生(大学生)に教えている点である。実力主義というアメリカでさえ学歴が重視されるにもかかわらず、日本では重視されないと考えるあたりが純粋なのか?平和なのか?どちらなのだろう?

大前提として学歴フィルターは存在することを知らない段階で世間知らずと言われても仕方なく、そして額学歴フィルターがあると知っていながら、「なぜその大学に進学したのですか?」ということが問われている。もし、しっかりとした理由があれば問題ないかもしれないが、多くの大学生は自分の偏差値帯に合わせて進学しているだろう。そのため、学歴フィルターで損をしている大学生の多くは高校までの勉強が不足していると判断されても仕方がない。

もちろん、勉強ができるから仕事ができるわけではない。コミュニケーション力など勉強面以外の力も必要である。そのため、「勉強ができる=仕事ができる」は直結しないが、マニュアルの理解や報告書などを事務作業の能力が求められる以上は勉強ができたほうが良いだろう。そもそも、勉強面がまったく関係ないなら大卒を雇うのではなく高卒でも中卒でも良いわけである。このことから、企業も一定の学力を求めていることがわかる。学歴フィルターを否定するなら中卒も大卒も同じ土俵で就職活動すべきだろう。

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大学の授業が崩壊している

企業からの目線で新入社員の採用を考えればわかるが、「できる限り優秀な学生に入社して欲しい」である。でも、人事部の人数にも限りがある中で全ての大学生に公平にチャンスを与えることが効率的でしょうか?100人収容可能な会場に100人全員がFランクの学生だったらどうでしょうか…。人気企業は応募者が多いことから何か絞らないといけません。それが学歴フィルターなのでしょう。

そうすると大学生の中ではFランクの大学出身でも優秀な人材がいると主張しますが、それは間違いはありません。ただ、優秀な人材を見つける労力を考えれば学歴フィルターが楽なだけです。そして、誰もが大学生になれる時代だからこそ大学に進学するだけでは価値がありません。

例えば、ある大学の先生が嘆いていた話が、英語教育に力を入れていると言っているがアルファベットの「b」と「d」の違いがわからない大学生がいる。この様な話を聞くと、「なぜ大学に入学できたの?」「それで単位が取れる授業って何?」と感じませんか?実際、多くの大学で同じような現象があるのでしょうが、大学4年間で学んできたことに期待はできますか?分数の四則計算や割合計算ができない学生も多いです。そう考えると、企業によっては学歴フィルターで希望者を一定は選別しないと効率が悪いと考えるのは当然でしょう。

また、学歴が高い学生が優秀ではないことは企業もわかっています。でも、それは面接などで確認すれば良いだけです。入社後も人の話を聞く(理解する)力があれば修正はできるでしょう。

都合の悪いことだけ批判する人たち

なぜ、学歴フィルターが問題なのでしょうか?学歴フィルターがあることを、しっかりと伝えたうえで中高生に進路選択をさせるべきではないでしょうか?もちろん、学歴フィルターがない企業もありますが優秀な学生を採用していったら学歴が高かったという話も聞いたことがあります。でも、なぜそこまで問題なのか?都合の悪いことには批判しますが高校生でさえ学歴フィルターの恩恵を受けている子が多いです。

高校生では指定校推薦入試など学歴フィルターの最たるものでしょう。底辺の高校であっても優秀な高校生はいるけど〇〇大学の指定校推薦入試は受けられない場合が多いです。一方で、進学校で指定校推薦入試を利用して進学した高校生も必ずしも優秀な成績ではありません。このことから、高校生から既に学歴フィルターは存在するのです。いや、内部進学でエスカレーター式で大学まで行ける有名私立大学なども学歴フィルターの恩恵を授かっています。

このことから、営利企業が学歴フィルターを使用すると批判するが、公平性が必要な学校では黙認している謎があります。

もちろん、学歴が高い人の方が就職活動が有利ですが、イコール幸せかどうかは別の話になります。そして、学歴を使用するかどうかは本人次第だと思います。Fランクの大学出身でも成功している人は多いです。逆に高学歴でも失敗している人も多いです。ただ言えるのは、就職活動の際に有利不利があることを知ったうえで行動することではないでしょうか。

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