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現代文(国語)の点数が伸びない理由と対策【中高生・受験】

現代文は安定して点数が採れないは間違い

はじめに

中高生の多くが現代文で安定的に点数を採るためには、子どもの頃から本を読んでおく必要があると考えている場合が多い。しかし、国語もしっかりと勉強すれば点数が採れます。そのため、今回は現代文(国語)の勉強方法について考えていきます。

現代文に関する勘違い

現代文の学習で勘違いしている点は現代文はしっかりと勉強すれば安定的に点数が採れることである。ただ、英語と違って日本語で書かれた文章を読むこともあり、誰もがそこそこ点数が採れる科目でもある。そのため、5割~6割程度は勉強をしていなくても点数が採れることもあり、しっかりと勉強をしていない中高生も多い。

また、中学生の現代文と高校生の現代文では難易度が大幅に上がります。なぜなら、中学生の現代文は選択肢の答えを見つけることが非常にわかりやすい内容です。要は、書いてある内容を探し出すことができます。しかし、高校生の現代文では答えが見つけづらくなっています。きちんと解答法で導き出さないと答えが出ない場合が多いです。これが中学生と高校生の差になります。

しかし、現代文に関して間違った知識も多いです。まず、大前提に現代文に比べて古典の方が難易度は低いです。そのため、しっかり勉強すれば古典の点数は簡単に安定しますが、だからと言って高校のカリキュラムの中には現代文と古典が同じ単位数の場合もありますが必要ないでしょう。そして、一番気に入らない一言は、「現代文ができないなら本を読みなさい」という指導である。中には、読書感想文として長期休暇中に1冊本を読ませることもありますが、果たしてどの程度の価値があるのでしょうか?0冊と1冊では大きく違うと言いたいのですが、1冊本を読んで何か変わることはないでしょう。それより重要なのは、現代文の正しい解き方で問題を読んでいるかである。中には、反論をする人もいるが、受験勉強をしていれば現代文や英語(評論)で多くの文章を読んでいます。そこから、文学・科学・歴史・哲学・環境など多様な分野の評論を読んでいるはずです。それだけ文章を読んでおいて、1冊2冊の本を読んだところで点数が変わりますか?では、次の2人の生徒の例を考えてみましょう。

Aさんは、中学生の頃から分厚い本を読むことが好きであり高校1年生の頃にはドストエフスキー『罪と罰』やトルストイ『戦争と平和』を読んでいました。そのため、普段から高校生が読まない本を読んでいました。一方で、Bさんは子どもの頃から本を読む習慣がなく漫画さえ読むことが出来ませんでした。理由を聞くと、どの様に読めばよいかわからないらしい。では、2人の入試時の学力はどのように成長したのでしょうか。

確かに、受験指導の最初はAさんの方が現代文の点数が良かったが、Bさんは壊滅的な点数でありました。しかし、現代文の解き方を1から学んだBさんは最初は点数が採れなかった現代文であっても次第に点数が上昇して難関大学の問題も解ける力が身についています。一方で、Aさんは現代文の解答法をしっかりと学ぼうとせずに本能で解いていたこともあり、それなりの点数は採れるが合格最低点ラインが限界でした。

このことからも、現代文は正しい解き方で問題を解くことで点数が伸びることだと知りましょう

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現代文は客観性を問われている試験

現代文は感性で問題を解いてはいけません。もし、中学生であっても根拠をつくらずに現代文を解いているなら、今すぐ学習方法を変えるべきでしょう。なぜなら、高校生になってから大きな壁にぶつかることになります。

大前提に入試試験では客観的な問題が出題されます。そのため、感性に訴えた問題は出題されません。

例えば、小説の読み方ですが、書かれた内容をどのように解釈するかは読み手に任せられています。そのため、小説では読んで感じたことは、10年後に読んだ際に違って感じるでしょう。さらに、10年経てば違った感じ方になるでしょう。そのため、この様な感覚で入試問題を解けば間違えるでしょう。

現代文は与えられた文章(限られた文章)の内容から論理的に正しい内容を選ぶ客観性(論理性)を解く問題である

そのため、入試問題に掲載された筆者が問題を解いても全問正解するわけではない。なぜなら、筆者は出題された内容の前後や背景など色々な情報を持っているからである。重要なのは、与えられた情報の中で客観的な解答を見つける内容である。例えば、本文内容で「1+1=3になる」と書かれていれば、選択肢で「1+1=2になる」を選べば間違いになる。あくまで、本文内容に即して客観的に答える力が必要である。

以上のことから、現代文では客観的に問題を解く力を身につければ点数が安定することがわかる。

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漢検の学習で入試対策は万全か?

中学校や高校の中には入試対策の一環として漢検を受験させる場合があります。特に、高校によれば漢字検定を強制的に全員受検させている場合もあるのですが果たして必要なのでしょうか?

実際に、私自身が国公立大学受験指導をしている際には漢字検定を受検する生徒もいましたが、特に推奨をしていませんでした。もちろん、受検するなら2級を合格しなさいと指導しており、遅くても高校2年生の夏までに受検を終わらせるように伝えていました。

漢字検定は漢字の量が増えるが、語彙力が増えるとは言えない点である。

もし、国公立大学の受験を考えているなら高校2年生が終わるまでに漢字は習得してください。『金の漢字』程度の漢字力は必要でしょう。重要なのは、平仮名⇒漢字に書けるだけでなく、漢字の意味も併せて覚える必要があります。漢検は漢字の量は増やせるのですが、厳密に語彙力が増えるわけではありません。逆に言えば、漢字を覚えるだけだから簡単だと言えます。

関連記事:『金の漢字』大学受験で必要な漢字を仕上げる参考書

現代文の力になるのは語彙力の多さは重要です。ただ、無理に評論用語などを参考書で覚える必要はありません。問題演習を通して色々な知識を身につけてください。

以上のことから、現代文は解答法を身につける+語彙力があれば成績は安定します

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