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英語の効果的な宿題(授業)と非効率な宿題(授業)の違いは何か?【中学生・高校生】

英語教育の常識を疑う

はじめに

中学生や高校生が取り組む宿題の中には時間がかかるが効果を感じない宿題も多くある。その宿題の目的は?授業の意図は?と考えてしまう場合がある。今回は英語教育の常識を疑ってみよう。

英語の宿題は誰のために?

英語の宿題は出して当たり前なイメージが強く、「予習しなさい」「復習しなさい」「小テストの勉強しなさい」と言われていた記憶がある。そのため、英語は宿題を出して当たり前の風潮にあるが、果たして効果的な宿題は出されているのだろうか?

多くの場面で勉強の邪魔をするのが宿題である。受験指導をしている際も、学力向上につながらない作業的な宿題が多く出されていることがある。そのため、1日2時間勉強をしたと言っている中高生の中には宿題をしている時間が多く含まれていることが多い。間違ってはいけないのは、全ての宿題が悪いわけではないが、効果がない(時間を浪費させる)宿題が悪いだけである。

まず、宿題を出す理由は何か?宿題は学習理解度を高めるために出されるだけでなく平常点のために出している場合もある。例えば、予習のノートチェックを細かに見ている教員はいるでしょうか?実際に、評価や抜けている点を指摘する場合もあるでしょうが、案外ノートのとり方の指導はなかったと思います。そのため、成績に関してはテストの点数だけでなく平常点も加算する必要があるため、授業態度という評価しづらいものよりノート点(予習)・小テスト・出席点に偏りがちです。そのため、平常点のための宿題が多くなります。

授業の基本は、授業内で内容を完結しながら個々の課題に応じて宿題が出すべきである。例えば、中学生ではクラス内の学力が大きく差がある中で共通の宿題は効果的な学習になるでしょうか?また、特定の科目ばかり宿題を出されると、他教科は宿題が出せなくなります。実際、高校でも毎日2時間程度はかかる宿題を平気で課す教員もいました。受験関係のコースでしたが、他教科の科目の勉強時間ができず、宿題も未消化の生徒が続出で生徒を潰してくる場合もあります。そのため、基本は授業内で完結して効果的な宿題を課すことが重要になります。

もちろん、放っておけば何もしない中高生もいるから宿題を出すのでしょうが、勉強を頑張っている中高生からすれば余計な宿題になっている場合も多いです。

英語の予習による学習効果は乏しい?

英語の宿題と言えば予習ですが、ノートに教科書の英文を書いて日本語訳を書いてくるように言われたことがあります。そして、英語の宿題では王道のパターンであり英語の教員が多く採用しています。

では、この予習(宿題)に何の価値があるでしょうか?結論から言えば、平常点のための作業と言っていいかもしれません

英語の文を書いて覚えると言う人も言いますが、違和感しか感じません。なぜなら、小さな子どもは書くことで覚えるより、聞くこと(読むこと・話すこと)で覚えるでしょう。そのため、書いて覚える時間があるぐらいなら、スピーキング(あるいはリスニング)の方が効果的と言えるでしょう。でも、スピーキングやリスニングは本当に家でやっているかどうかわかりません。結果、宿題をした形跡が残る予習に重きを置いて当然でしょう。

そもそも、教員は無理を言うことが多く、「予習しなさい」「復習しなさい」と平気で言っている。でも、1日6時間の授業を復習すればどれくらい時間がかかりますか?1日6時間の予習をしたらどれくらい時間がかかりますか?なぜか、英語だけが当たり前の様に予習を強要しますが果たして必要でしょうか?

予習を強要する教員の中には、調べながら理解していくと言っている場合もあるのですが、全科目で言えるのは予習してくれた方が学習効果が高いことはわかっています。でも、時間的に不可能だから「予習より復習を重視」している点があります。

そのため、英語学習で考えないといけないのは、「予習より復習の重要性」になります。

中学生の時に単語帳を購入して単語を覚えなさいと指導されるケースは稀です。そのため、教科書に出題された単語だけを覚えていきますが、英語学習では語彙力がある方が有利です。では、どこで英単語を覚えているかといえば学習塾などになります。そのため、学習塾に行くかどうかで学力差が出ることがあります。もっとも、かなりの中学生が学習塾に通っていることを考えれば、学習理解はかなり学習塾に頼っているのかもしれません。

授業時間を無駄にする授業

予習や復習を課しているにも関わらず、授業時間に大きな無駄がある場合があります。一番驚いたのは、生徒同士が向き合って発音を言い合っている点です。新しい学力4技能のなどの影響もあり取り入れたのですが時間の無駄すぎて引きました。

例えば、Aさんが「ディス イズ ア ペン」と話してBさんが聞いているのですが。クラス内で教員がいても全員のチェックはできませんから「This is a pen.」の発音をしている生徒がいなくても気にしません。Bさんは間違った英文の文章を聞いていることになります。もちろん、実際にはもっと難しい文章ですが、より間違った発音を聞いていることになります。

それならでCDで英文を聞く方が効果的なのでしょうが、それではアクティブラーニングになりません(教員が考える)。本当は、CDを聞いてシャドーウィングは効果的な学習ですが、重要なのは正しい英文を聞くことです。

もちろん、英語教員も苦労しながら授業をつくっているのですが、学習効果を忘れがちになります。ただ、これはどの科目にも言えることです。

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