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共通テスト後に発表される出願動向(出願状況)のコメントは信用できる材料になるのか?

情報に煽られる教員や保護者

はじめに

共通テストが終了すると各予備校やベネッセなどがリサーチ結果に基づいて出願動向に対するコメントを発表したり、会議開かれる。教職員の中には会議の内容を鵜呑みにする人もいるが、果たしてコメントが正しいのだろうか?

入試動向を信用できない要因

教職員や保護者の中には入試動向の説明会などで右往左往する人たちが多くいます。合格最低点を中には本番で点数を稼ぐことを意識するより、より受かりやすい学校はどこかを模索しているケースもあります。まず、結論から言えば、受かりやすい学部は偶然の産物であり、受かりやすいとの認識が広まれば逆転現象が発生します。例えば、神戸大学海洋政策学部や関西大学の社会安全学部など合格実績を上げるために狙われていました。また、大阪教育大学のグロ-多文化リテラシー学科などは3科目受験が出来る上に2次試験も小論文のみなので狙い目になっています。

ただ、この様な狙い目をアナウンスされればされるほど志願者数増加につながり、結果的に難しくなっている場合もあります。そのため、大手予備校やベネッセが入試動向を説明すればするほど受験者が大きく動く可能性があります。そのため、信用しすぎることは問題です。

実際に、信用できない一因に大手予備校がマネイジメントしていた際に、狙い目として大阪教育大学の家政教育を勧めてきました。例年狙い目でありますが、疑問に感じていたのは全年度が2次試験が専門科目に対して今年度は2次試験が小論文に変わり受験しやすくなった点です。結果は、倍率がありえないぐらい跳ね上がり難化をしています。そう、大手予備校でさえ現状のデーターを分析しているだけで、出願動向を読み切れているわけではありません。

ちなみに、出願速報を気にしている受験生も多いでしょうが、気にしないでください。なぜなら、締め切り直前に急激に出願者が増えます。そして、受験者が減ったとしても合格最低点が下がる保証はありません。

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先生の話は信じてしまう受験生

ある大学の合格最低点が以下にあるが、両方とも2科目での合否判定になる。

入試日程A日程B日程
1日目155147
2日目141152

A日程とB日程のどちらの方が難しいと思いますが?ちなみに、A日程は英・国の2科目受験(200点)に対してB日程は英・国・選択科目で受験したのちに高得点の2科目で採点(200点)という試験方式である。

同じ学部学科で比較した入試であるが、合格最低点に大きな差はない。むしろ、B日程の方が高得点の2科目を採用している割に合格最低点が低いのではないか?と考えるかもしれない。この様な結果になることは経験からわかっていたのですが、受験生には響かなかった中身になります。

では、これは何かと言えば、A日程は公募推薦入試であり、B日程は後期入試である。しかし、合格最低点を比較しても後期入試が必ずしも難しいわけではないことがわかる。問題の難易度にも大きな差はない。そのため、指導していた生徒に本気でこの大学に行きたいなら後期まで受験した方が良いと薦めました。でも、生徒はどうせ3月入試は難しいからと諦めました(結果は同レベルの大学には進学はできましたが…)

生徒が諦めた理由に①担任からの情報、②半端な情報源でネガティブ内容を教える知人の存在でした。1番大きな障害となったのが担任からの情報で「○○大学の広報が高校に来て、コロナの影響で3月入試は合格者を減らすかもしれないと言われた」との情報です。確かに、大学から言われれば担任や受験生は信用したくなりますが、「○○日程の方が受かりやすい」「○○回受験した方が合格率が高い」など煽ってくることは常套手段でもあります。一般入試の受験回数を少しでも増やしたいのでしょう。実際、上記の様に公募推薦入試と同レベルの難易度になっているにも関わらず…。同じことが、共通テスト後の入試動向でおきます。○○予備校が言っているから正しいと考えます。

②の半端な情報は、一体誰から聞いたんだ?という情報で受験生を惑わせます。それも匿名性が高い情報を信じて言っている場合や信憑性のない情報を根拠に言ってきます。弱気になっている受験生にはネガティブ要因としか考えられません。

以上のことから、入試動向に関してはあまり信用をしていません。基本的な考え方は「例年の合格最低点×1.1倍」の点数を採れるかどうかが問題である。本当に合格したいなら体力的な問題はあるが、出来る限り入試を受ける必要があります。2回受験できるところを1回に減らせることが出来るのは確実に合格できるラインの受験生だけでしょう。本命であるなら、出来る限り全て受験しましょう。また、国公立大学であっても共通テスト前にボーダーラインは考えておきましょう。リサーチ後に右往左往している時間はありません。私大と2次対策を必死にしましょう。

あくまで、出願動向などは参考にする程度で十分です。それ以上でもそれ以下でもありません。

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