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中学生が高校入学後に英語が苦手となる理由【中学生・高校生】

得意科目が苦手科目になる

はじめに

中学生の時は英語を得意科目にしていたはずが、高校に入るとまったく成績が伸びないことある。また、中学生の中には英語を一生懸命勉強しているにも関わらず英語が理解できない場合もある。どのようにすれば、英語が苦手でなくなるのだろうか?

中学生と高校生では学習内容の量が違う

中学生の時に英語が得意だと考えていたはずが、高校に入学すると一気に苦手になるケースがある。国際科の英語コースでも英語が好きだから入学したはずが、英語が嫌いになっているケースも多い。では、なぜその様な現象が起きるかと言えば、単純に中学生と高校生では覚えなくてはいけないルールが多くなる点である。

例えば、中学時代不登校で英語の勉強をほとんどしていない生徒を大学受験の指導をすると考えてください。その際に、指導計画では中学範囲は1~2ヵ月、中堅私大は6ヵ月、共通テストは8ヵ月~1年、難関私大は1年~1年6ヵ月程度の時間を目安にしています。この様な時間軸で考えると、中学生範囲は大学受験の範囲と比べて明らかに少ないことがわかります。そのため、中学生は授業を聞いていれば理解できる場合も多いのですが、高校生の内容は授業を聞くだけでなく復習をしないと身につきません。ここに、高校生範囲の難しさがあります。

しかも、中学生範囲は教える内容が少ないこともあり文法問題でも同じような内容が何度も何度も出題されます。結果として、授業を受けているだけで既習事項の復習が簡単にできます。一方で、高校生の範囲では文法問題のための文法知識の様な出題頻度が少ない英文法も多く出題されます。結果として、覚える量が大幅に増える(復習の繰り返しが必要)ので、急に難しくなったと思ってしまいます。

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中学生範囲の難しさ

中学生で覚える英文法・語彙は数が少ない分だけ多読など英文を読む機会は少ないのが問題です。実際、中学生の間は可能でも高校に入れば逆に負担になる様な英文の読み方をしている高校生を見かけます。英文の長さも短い中学英語なら問題ないのですが、大学受験では通用しない学習方法もあります。そもそも、「is・are」等を「~です。~ます。」で教えるからbe動詞の感覚が身についていない場合があります。

(例文)Ann was cute when she was in childhood.

さて、例文を訳すと「アンは子どもの頃は可愛かった」と訳になります。でも、「is(was)」を「~です・ます」で訳してしまうと訳せなくなります。もちろん、「可愛かったです」と訳せますが「was」は2つあります。片方しか訳していないのは変ではないでしょうか?

実は、中学生英語では教えることを最低限の内容(頻出内容のみ)しか教えられないので深く理解することが出来ない場合があります。

また、自分自身が一番困ったのは直訳を求めてくる点です。言語である以上は直訳では難しい場合も多いのですが、直訳至上主義的な指導をされる場合があります。ある生徒が小テストで単語の意味が間違っていると×されました。しかし、生徒が持っている単語帳では意味が間違っていないと訴えたのですが、「授業で使っている単語帳の意味でないとダメ」と訂正されませんでした。もちろん、生徒はこの先生の話を聞くだけ無駄と感じて以降の授業は何も聞いていません(宿題など何もしなくなりました)。それでも、私が受験指導して希望の大学には進学することができました。要は、メリハリをつけた学習と言語学習は曖昧さが残る点も意識する必要があります。

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小学生から英語教育を導入する難しさ

語学学習は子どもが小さい内から取り組んだ方が良いと思い込み過ぎたのか、小学生から英語学習が始まりました。でも、果たして成功するのでしょうか?もし、英語学習を早めに取り組むなら小学生の前から取り組むなら意味があるのですが、小学生高学年では既に遅すぎる印象があります。

そもそも、誰が英語学習を教えるのですか?それほどネイティブの先生がいますか?もちろん、オンライン授業でネイティブと接する機会も多いですが、どこの国の英語を覚えますか?実際には教員が英語教育をしますが、間違った発音やアクセント(訛り)で教えられるかもしれません。でも、それ以上に問題があります。

英語学習より日本語学習の重要性が軽視されている点です。大学受験では「speculative」という単語が出題されます。「投機的な」という意味ですが高校生の中には投機的なという意味は言えるのですが、それが何かを理解していない場合があります。大学受験では中堅私大までは難しい英文が出題されませんが、MARCH・関関同立以上になると評論文の内容が深い問題も出題されます。そのため、壁にぶつかるのは日本語訳が出来るのに日本語が理解できない点にあります。

考えてください、日本語の語彙力・表現方法を増やさなければ英語の訳ができるわけがありません。アメリカ在住の小学生は英語を話せますが、大学の講義を理解することができません(当たり前ですが)。そのため、海外に留学している大学生の多くは留学生だけで学ぶ授業に出席していることが多いのです。逆に日本に来ている外国人も同じ授業を受けていることが稀である。

以上のことを考えれば、重要になってくるのは国語力を高めながら英語学習をすることです。そして、覚えるべき内容をしっかりと覚える習慣をつけることが重要です。

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