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定期試験(中間テスト・期末テスト)と入試の勉強法の違い

定期試験が良いから入試は大丈夫でもない

はじめに

中学生にとって内申点は私立・公立に関係なく合否に大きく影響することから重要になってくる。ただ、中間や期末の定期試験と同じ様な勉強方法で入試対策をしているが、それぞれのテストは意味合いが異なる。今回はテストの違いから勉強法を考えたい。

定期試験は短期勝負

勉強で苦しんでいる中学生からすれば信じられないかもしれないが定期試験は対策がしやすい。なぜなら、「範囲が狭い」「授業内容が中心」の2点になります。基本的に授業でやった内容しか出題されることはない(教師によっては教科書範囲だから覚えとけと横柄に出る人もいるから注意。それなら教えとけ!と思う)

実力テストが難しいと言っている中学生の多くは今まで学習した範囲から全て出題されるからです。例えば、中学3年生1学期中間試験の範囲は「教科書の5分の1」の範囲になります。でも、入試では「教科書×3年分」が試験範囲になるので単純に定期試験の15倍の範囲があることがわかります。しかも、中学生は教科書範囲を網羅すると言っても教科書全てを取り組んでいますか?応用問題や出題頻度が少ない内容など授業をしていない場合もあります。そのため、実際に教科書内容を全て頭に入っているのは進学校(地区トップ)を希望している生徒だけではないでしょうか。以前、入試問題を作成した際に難しい内容であるが教科書(数冊)に掲載されている内容を出題したことがあります。結果、正答率0%と驚異的な数字を出しています。それほど、教科書内容を全て網羅して勉強している中学生は少ないです。

そのため、以下の様な内容を考えることが出来ます。

図で書けば明確ですが、授業で取り扱っているのは基本的な内容です。実際、応用問題は「できる子だけ取り組みなさい」などの指示があったと思います。ただ、基本的な内容を抑えていれば一定の高校には合格できます。ただ、準進学校や進学校を希望している場合は応用問題も取り組む必要があるでしょう。ただ、基本的に定期テストは基本的な内容から出題されるので取り組まなくてはいけない勉強内容は限定的になります。そのため、定期試験対策は取り組みやすいことがわかります。

では、定期試験で高得点であれば入試対策も十分と言えるのでしょうか?答えはNoです。

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定期試験は短期暗記・入試は長期暗記

定期試験は範囲が狭く、学習内容も限られているために短期集中型の勉強で対応することが出来ます。極端に言えば、一夜漬けでもそれなりの点数が採れます。1週間前からテスト対策していれば高得点にはなるでしょう。しかし、問題となるのは定期試験のためだけの勉強をしている場合です。

以前、フランス革命を授業で教えた際に放課後補習に出ている生徒に対しては完璧に覚えなさい。99点以上しか許さないと指示しておきました。なぜなら、2週間後に同じ範囲を補習で見直すからサッと言えるようにしなさいと言っていおきました。そして実際に99点を下回る生徒はいませんでした。しかし、2週間後にフランス革命あたりの内容を質問すれば答えられません。完璧に覚えたつもりでも2週間で忘れます。そのため、定期試験で高得点であっても信用してはいけません。そのため、重要なことは定期試験の勉強+復習の継続になります。新しいことを覚えることも大事ですが、覚えた内容を忘れない様にすることの方がもっと重要になります。

ただ、内申点が高い生徒は学習塾などで徹底的に復習している場合も多いので定期試験が高い=実力もあると錯覚します。決して、定期試験の点数が高いからといって安心しないでください。

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