中学生程度から中堅私大程度の英文法力を身につけたい高校生のための英文法基礎講座になります。英検では準2級程度までの基本的な文法を説明していきます。授業で解説した内容なので例文は省略された内容になります。
比較級の文法自体は難易度は高くありません。何かと比較するのが比較級のため、原級の同じ、比較級、最上級の3種類に分かれます。asは色々な使用法がありますが、比較ではas~as…で「…と同じぐらい~」になります。比較級では「er」と「more」がありますが、どちらを使用するかは英文で慣れた方が良いでしょう。とりあえず、長い単語をmoreで覚えていても良いでしょう。あまり、最初から全てを覚えると英文法嫌いになります。
mostの注意点で後ろにinやofを使用して比較することがありますが、単純に上記の分け方ですが集団と人数の差は、人数の方が明確に数がわかっている場合などに使用することが多いです。
そして、比較級の変化に関して長文でも頻出の内容なので活用は必ず覚えてください。
thanの使用ですが中学生でも学習したから知っているでしょうが、thanは接続詞なので後ろにSVを本当は置くのですが省略が多いです。そして、比較する対象を前後で揃えてください。「東京の人口は島根と比べて多い」は間違いです。正しくは「東京の人口は島根の人口と比べて多い」が正解です。
そして、中高生が苦手な比較級・最上級の強調で使用する単語ですがしっかりと使い分けるようにしてください。特に、文法問題がある大学などでは注意しましょう。
3.比較級の慣用句
中学生が比較級をそこまで苦手でなかったにも関わらず、高校生の範囲で苦戦するのが上記の慣用句を覚える必要があるからです。もちろん、これらの単語(熟語・慣用句)は『英塾語ターゲット1000』にも掲載されているため単語帳で覚える場合もありますが、意味が分かっても使いこなさないといけません。
そのため、長文読解で覚えるというより英文法問題集で何度も何度も解き直して覚えた方が早いと思います。これらを覚えきった受験生が難関大学受験の可能性が出てきます。