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小学生・中学生は学校の授業だけで学力を伸ばしていない理由

学校の授業+学習塾が当たり前になる

はじめに

全国学力・学習状況調査で小学6年生と中学3年生の学力が定期的に把握されているが、この数値をもとに学力(学習)内容を文科省が決めて良いのだろうか?子ども達の学力形成は学校だけではない理由について考えたい。

学習塾に多く通う子ども達

2021年「平成30年度全国学力・学習状況調査」により全国の小学6年生・中学3年生に質問された内容に「学習塾の先生や家庭教師の先生に教わっていますか。(インターネットを通じて教わっている場合も含みます。)があります。この項目にチェックをつけた子どもが学習塾などに通っていることがわかります。そのまとめが以下になります。

小学6年生(公立)中学3年生(公立)
大阪府52.971.8
東京都60.173.8
岩手県26.933.0

全国平均では、小学6年生47.4%・中3年生63.5%ですが、上記の表の様に都心部では平均より高めに対して地方では平均より低めになっていることがわかります。そして、注目すべき内容は小学6年生で2人に1人以上が学習塾(オンライン・家庭教師を含む)に通っていることです。小学生の間は遊んでいても良いという考え方は過去のものになりつつあります。一方で、中学3年生は3人に2人以上が 学習塾(オンライン・家庭教師を含む)に通っていることになります。そのため、多くの小中学生が学習塾に通って当たり前の雰囲気があります。

もし、学習塾に通っていなければ(学校の授業だけ)、もっと成績が悪かった可能性があります。そのため、学力調査では学校の授業だけで補っているとは言えないかもしれません。

学校の授業が求められる内容

中学生の時に勉強で悩んだ人も多いでしょうが、それでも高校生範囲と比べると圧倒的に中学生の学習範囲は少ないです。そのため、本当に基礎的な内容が小中学校では学習しているのでしょう。

そもそも、学校では学習意欲の有無に関わらず多くの人数で授業を受けています。もちろん、最近ではTTを入れたり少人数制にしたり努力はしていますが、学力差が大きい中で授業をすることは限界があります。例えば、以下のことがおきます。

学力上位層は授業内容が簡単で面白くない。一方で、学力下位層は授業が難しくて面白くない。だからと言って、クラスの平均に合わせて授業をしても適切な内容ではない場合もあります。そのため、学力層が幅広い中で授業をすることは難しいです。そのため、必要最低限の基礎を固めていくのですが、勉強時間が多い小中学生の方が学力が上がることは仕方がないことです。

以上のことから、小中学生は学校の授業だけでなく、どれだけ学校以外で勉強をするかどうかが重要です。そのため、学習塾に通うのも1つの手であるし、自学自習でも通信教育でも構わないです。何か勉強することが大事です。

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