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近畿大学A日程とB日程のどちらが有利?そして高得点方式の併願は有利になるのか?【大学受験】

出願の難しさを考える

はじめに

近畿大学と龍谷大学は一般入試のA日程とB日程のどちらが受験すべきかで悩む点があります。また、高得点方式で併願することも可能なので受験生にとって悩みの種が多いです。今回は、これらの入試方式について考えてみましょう。

今年度の近畿大学の日程

まずは、今年度の近畿大学の日程を考えてみましょう。一般入試で経済学部を受験したと考えます(共通テスト併用は合格発表が違う)

日程出願締切試験日合格発表入学金の支払い
A日程1月20日(木)1月29日(土)
1月30日(日)
2月9日(水)2月17日(木)
B日程2月1日(火)2月11日(金)
2月12日(土)
2月24日(木)3月4日(金)

まず、この日程を見てもらえばわかるのですが、A日程の結果を見てからB日程の出願は無理な点です。そのため事前に出願しておく必要があります。

では、どちらの難易度の方が高いかと言えば、感覚的にはA日程の方が難しい印象を受けます。

理由ですが、近畿大学受験をする際にライバルになる受験生を考えてみましょう。基本的に関関同立のボーダーライン程度の受験生と産近甲龍が本命の受験生になります。学力上位層は確実に合格するのでライバルではないでしょう。

まず、①関関同立が本命の受験生は本命校の前に受験慣れをしたいと考える。そのため、A日程の方で受験する場合が多いのではないでしょうか?ただし、今年度のような1月30日の入試は次の日から関西大学の入試が始まることを考えれば避けたいでしょう。結果として、1月29日の入試の方は受験者層の学力が高い可能性があります。

②A日程の合格者は日程では受験しない点です。B日程の志願者数が確定してもA日程に合格した受験生はB日程では受験しません。結果として、志願者数程の難易度がない場合があります。そのため、B日程を受験する受験生はA日程に不合格だった受験生と関関同立組が敢えて後ろの日程を受けに来た場合です。

①②のことから、得点調整を考えればB日程の方が同レベルの問題であっても平均点が下がりやすい可能性がある点です。ただ、近畿大学は日程により難易度が変わることも多く昨年度は29日の入試は難しいと感じた受験生が多く、30日の入試は簡単だったと感じる受験生が多かった。

最後に、A日程の方が合格発表日や入学金の支払いに余裕がある点です。滑り止めの関係から無駄な入学金の支払いが発生する可能性があります。そのため、B日程の方が良いかもしれなくてもA日程で受験している場合が多いです。ただ、合格最低点に大きな差はないが得点調整がどの程度絡んでいるかは不明である。

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高得点方式の併願は有利

入試方式には通常の試験以外に高得点方式などを併願することができます。そのため、よく聞かれるのが併願した方が良いかどうかです。結論から言えば、金銭的に余裕があるなら併願すればよいという点です。

高得点方式を受験したがる受験生は得意科目がある受験生になります。そのため、過去問演習で合格ライン程度の点数しか取れていない受験生にとってあまりメリットはありません。ただ、本番でたまたま高得点を採れる場合があるので、金銭的な余裕があれば併願しても良いでしょう。

基本的に、高得点方式の場合は85点程度の点数が採れないとそれほどメリットはないかもしれません。そして、85点を1科目とれれば普通に合格に近づくと考えられます。

実際、スタンダード合格→高得点方式不合格はありますが、スタンダード不合格→高得点方式合格は少ない気がします。もちろん、結果がわからないから併願する受験生は多いのでしょうが…。

そのため、①金銭的に余裕がある、②本命校である、③過去問で平均的に80公判が採れる。この3点の場合は併願しても良いでしょう。

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