中学生英文法を基礎から応用まで解説をしています。授業等で使用した内容なので例文は省略されていますが、英文法を理解するには丁度良い難易度の内容になっています。step upでは高校範囲の内容も書かれているので、余裕がある中学生は覚えておいても損はありません。
文章を構成する意味で文型は非常に大事ですが、第1文型(SV)~第5文型(SVOC)までの文型に全てあるのが名詞と動詞です。特に動詞を把握していれば、動詞の前がSだと判断できることもあり非常に重要になります。その動詞には大きく2種類あり、be動詞と一般動詞です。
まず、be動詞ですが「am,are,is」などの動詞です。原型は「be」のためbe動詞と言われます。まず、確認ですが、「主語が1人称ならam」「主語が2人称ならare」「主語が3人称ならis」になります。過去形なら「主語が1人称ならwas」「主語が2人称ならwere」「主語が3人称ならwas」になります。まず、これを把握しておきましょう。
中学生では「am/are/is」を「~です。/~いる。」で覚えることが多いですが、必ずしもそのように訳ができない場合があります。そのため、be動詞はbe動詞で覚えて構いません。
まず、重要なのはbe動詞が動詞として位置する場合は第2文型(S=C)を構成するということです。Cは形容詞か名詞が入りますが、主語とイコール関係をつくっていることは頭に入れておきましょう。
次にthatやthisの扱いですが、thatやthisは主語にもなりますが所有格にもなります。例えば、「That is my book.」なら主語のthatであり、「That book is mine.」なら所有格のthatになります。違いは所有格の場合は「that +名詞」となるのでthatの後に動詞があれば主語になります。
ちなみに、thatとthisは距離感で使い分けますが話しての距離感によって使い分けます。ただ、疑問文などではitを使用して返事をしましょう。
お名前.com一般動詞はbe動詞以外の動詞に使用されます。そのため単語数は膨大にあります。
一般動詞で注意が必要なのは規則動詞と不規則動詞を知っておくことです。規則動詞は「ed」を語尾に使えば完成しますが(y→iedなどはあるが)、不規則動詞は「run-run-run」「come-came-come」など規則性がなく暗記するしかありません。活用表を覚えないと英文法で今後も苦しむことになります。
一般動詞には現在形であれば3人称の場合は3人称単数のsをつけるのを忘れないでください。また、否定形の場合は1人称・2人称の場合は「don’t」を使用して3人称の場合は「doesn’t」を使い分けて動詞は原型に戻してください。もし、過去形の場合は1人称~3人称で「didn’t」を使用します。
疑問文関しても「Do」か「Does」を文頭に移動させれば完成します。答え方にも注意はしておいてください。